活動休止中の「１Ｄ」ハリー・スタイルズ、ハリウッドを目指すも演技力不足で苦戦？！

活動休止中の英ボーイズバンド「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズ(22)は、映画俳優としてのキャリアを目指し、有頂天になっているようだ。

しかし、オーディション番組「Xファクター」UK版で結成されたワン・ダイレクションのメンバーとして世界的なブレイクを果たすことは容易だったものの、役者として成功を収めることには苦労しており、目標達成は楽ではないと感じているらしい。

ハリーに近い事情通は英Heat誌に対し、ハリウッド進出はハリーが想像していたほど単純ではないと語っている。

「ハリーはハリウッドに進出したがっているけれど、そう簡単にはいかないと分かってきた」とある友人は同誌に語っている。「おバカな役やカメオ出演のオファーはあるけど、そんなものには興味がないんだ」。

役者への転身がうまくいかない理由には、ハリーが正式な訓練を受けていないことに加え、演技クラスにも参加していないことが挙げられる。このため主役級での出演オファーがあまり来ていないという。

「演技レッスンを受けたことはないけれど、もう何年もショウビズ界で活躍しているし、メディア対応やミュージックビデオでも経験を積んできた。即興でこなせると思っているんだ」と友人は説明した。

ハリーは大物映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインに絶賛されたことで自信を深めたのではないかとも言われている。「ヘイトフル・エイト」など話題作を立て続けに手がけてきたハーヴェイは、ハリーのことを「映画スター」と持ち上げ、オーディションなしでも映画に出演させたいと明かしたことがある。

「会えば分かるが、彼には超カリスマ的なオーラがあるし、映画スターだと思う。出演をオファーしたが、ツアーがあるため参加できなかった」とハーヴェイは以前、英The Sun紙に語っている。

ハリーの役者転身は、必ずしも大歓迎されてばかりではないようだ。「ダークナイト』などで知られるクリストファー・ノーラン監督の次回作「Dunkirk(原題)」に出演をオファーされたと報じられると、ある批評家はノーラン監督のファンにとって、ハリーの存在は目ざわりになると指摘している。

また3月には米TVシリーズ「Scream Queens」に出演するという噂が流れたももの、すぐに否定されている。「混乱させて申し訳ないが、私たちもハリー・スタイルズが大好きだけど、彼が『Scream Queens』に出演することはない」と制作側はドラマの公式Twitterでツイートした。

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