Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
海外ニュース詳細

ケシャ、ドクター・ルークを相手取った訴訟が棄却! 「すべてのレイプが憎悪犯罪に通ずるわけではない」

2016年4月7日
ケシャケシャ
WENN.com
人気歌手ケシャ(29)が、ソニー・ミュージックと、音楽プロデューサーのドクター・ルーク(42)を相手取って起こした訴訟が、すべて棄却されることが報じられた。

ケシャはソニーとドクター・ルークに対し、契約解除を求めて訴訟を展開していたが、今年2月に敗訴が決定。ケシャが訴える、ドクターによるレイプなどの被害も、「根も葉もない、契約を優位にするためのウソである」とドクター・ルークらは主張していた。

KESHA(ケシャ)、ドクター・ルークとの契約解除訴訟に負けるも音楽活動は自由? ドクター側の弁護士が主張する、ケシャの真の目的とは?(2016年2月23日)
人気歌手KESHA(ケシャ)が、音楽プロデューサーのドクター・ルークとソニーに対...

今回、新たにニューヨーク地方裁判所は、ケシャがドクター・ルークに対して起こした訴えを棄却することを決定。「ドクターに薬を盛られ、レイプされた」「虐待を受けている」といった主張を、証拠不足のため退けたと、HollywoodReporterが伝えている。

また、ケシャ側は「ドクター・ルークは、ニューヨーク州におけるヘイトクライム(※)法に違反した」と主張していたが、これに対して判事は「ドクターがケシャに対して暴力的な行為をとったとしても、それは女性嫌悪からくるものではなく、すべてのレイプが女性嫌悪によるヘイト・クライムというわけではない」と位置付けたという。

※ヘイトクライム … 憎悪犯罪。人種、民族、宗教、性的指向など、特定の属性を有する個人や集団に対する偏見や憎悪から引き起こされる犯罪行為のこと

そして、「ソニーはケシャに、ドクター・ルークとだけ一緒に仕事をするよう強制したことはない」という理由から、「奴隷のように働かされた」との主張も判事は退けたとのこと。「他にもプロデューサーは大勢いた」ことから、ケシャの訴えは正当ではないと見なされたという。

ケシャは同様の訴訟を、ニューヨークのみならず、ロサンゼルスでも起こしており、こちらは依然として継続中とのことだ。
 
アリアナ・グランデ、ケシャの裁判騒動は“女性への性差別”が引き起こしたものだと発言(2016年3月14日)
先日、新作アルバムのタイトルが「Dangerous Woman」になることを発表...
契約訴訟で敗訴したKESHA(ケシャ)のファン、レコード会社前で新たなデモを計画中(2016年3月11日)
人気歌手のKESHA(ケシャ)がソニー・ミュージックとの契約解除を求めて起こした...
ケリー・クラークソン、契約解除訴訟でKESHA(ケシャ)と争うドクター・ルークに「たくさん噓をつかれた」(2016年3月10日)
ケリー・クラークソンが、過去に自身の複数のヒット曲を手掛けたプロデューサーのドク...
レディー・ガガ、契約解除訴訟で敗訴したKESHA(ケシャ)と「毎日話している」(2016年3月10日)
レディー・ガガが3月7日(アメリカ時間)、米ラジオ局97.1 AMP Radio...
KESHA(ケシャ)、ドクター・ルークとの裁判に敗訴したことについての公式声明を発表! 「自分を虐げる者から解放されたいだけなのに」(2016年2月26日)
契約をめぐり、ドクター・ルークとソニーに対して起こした裁判で、敗訴したKESHA...
関連ニュース
海外ニュース
国内ニュース
DVDニュース
特集記事
ランキング/まとめ