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ミシェル・ロドリゲス、故ポール・ウォーカーを「嫉妬」していたというコメントは事実と違うと反論

2016年4月11日
ミシェル・ロドリゲス(左)、ポール・ウォーカーミシェル・ロドリゲス(左)、ポール・ウォーカー
WENN.com
女優のミシェル・ロドリゲス(37)が、「ワイルド・スピード」シリーズで共演し、交通事故で亡くなったポール・ウォーカー(享年40)さんに関するコメントが物議をかもしていることに怒りを感じ、新ドキュメンタリー映画のPRのために利用されたと反論している。

ミシェルは2月に公開された新ドキュメンタリー映画「The Reality of Truth(原題)」の製作陣と共に作品について語った際、2013年11月に交通事故で亡くなったポールさんについて深い洞察を披露した。幻覚作用をもたらす植物アヤフアスカを使用した経験を語ったミシェルは、ポールさんが自分より先に死んだことに「嫉妬」したとカメラの前で告白。先週に映画のこの部分がネットで拡散すると、彼女のコメントはファンの一部を激怒させた。

しかし7日にビバリーヒルズで行われた、エンターテイメントメディア「Splash News」のカメラマンとのインタビューで、ミシェルは自分のコメントが大げさに伝えられたと主張している。

「ドキュメンタリーから文脈を無視して一部を使った人たちの仕業だわ」とミシェルは力説した。「私は深い瞬間に入っていて、個人的なことを言ったけど、それが利用されてしまったことには謝罪する。でも、あんな形でPRに使われると知っていたら関わることもなかった」。

ポールさんの死後、「ワイルド・スピード」シリーズ出演者の多くは、その死を受け止められずに苦しんでいると告白している。ミシェルは彼の死と向き合う助けになればと幻覚剤に頼ったと認めた。

「ポールを失った時、1年間はまるで動物にでもなったような気分だったわ」とミシェルは米芸能情報サイト「TMZ」が入手した「The Reality of Truth」の一場面で語っている。

「実存主義を頭から切り離すには、実際に何ができる?と考えたこともあった。はかない人の世のことや、私たちはどうして生まれてきたのか、いつ死んでもおかしくないことを、頭から切り離したかった。どうやったらそれが実現できるのか考えていたの」

「自分を隠すためにできることすべてをやってみたし、アヤフアスカを体験した時には彼がいなくなって本当に悲しい気持ちになった。彼がいなくなったという悲しさではなく、彼が先に逝ってしまったことに嫉妬したような気持ちが強かった」

© Cover Media/amanaimages
 
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