セレーナ・ゴメス、病気との闘いについて語る　リハビリセンターでのあった出来事とは・・

歌手で女優のセレーナ・ゴメスが、雑誌「GQ」のインタビューに応え、過去にリハビリ施設に通ったこと、そしてループス病について語った。eonline.comなどが伝えている。

去年の10月、セレーナは自己免疫疾患の一種である(※)ループス(全身性エリテマトーデス)を患っていることを告白。化学療法を受けていたことを明かした。(※ループス…免疫システムが体細胞・体内組織を攻撃することで、炎症が発生する病。主な症状としては、顔面が赤く腫れ上がったり、関節の痛み、疲労や発熱、頭痛など。)

セレーナは、2013年、予定されていた日本公演を含むアジアツアーとオーストラリアツアーをキャンセル。「化学療法を受けてきたわ。活動休止はそれが理由なの」と、明かしていた。

当時のことについてセレーナは「私はループスだと診断された。あと、知っていると思うけどママが流産したの。だから私はツアーをキャンセルせざるを得なかったの。私は大丈夫になるまでの時間が必要だったのよ」と心境を明かした。

さらにセレーナは「私は治療のために2か所の違う場所(リハビリセンター)に行ったの。すごくイライラすることだったわ。だって私は100パーセント治療を受けることを許されていたのに、人々はなにか求めていたと思う」と、治療を受けている時期にフラストレーションを感じていたことも明かした。

またセレーナは、病院で会ったある少年とのエピソードについて明かした。「一人の子が私のことを見ようとしなかったから「何でも聞いていいわよ」って言ったの。彼は私がループスを患っていることを初めて明かした相手なのよ。親友と家族を除いて。彼は「あなたはこんな風に何かと向き合ったことある?」って尋ねたの。だから「私はルーパスを患っているの。2週間半、集中治療室にいたのよ」って言ったわ。そしたら初めて彼は私のことを見てくれたの」

最後にセレーナは「私はただ辛抱強く、いいクオリティーですばらしいことをしていかなければならないわ。歌うこと、演じることでね。一つ一つ」と語り、病気を抱えても、それを乗り越えて活動をこれからもがんばっていく姿勢を見せた。