ジョニー・デップ＆アンバー・ハード、愛犬密輸騒動に決着！ 夫婦ツーショットでの謝罪動画を公開[動画]

ジョニー・デップ(52)と、アンバー・ハード(29)夫妻が、飼い犬を許可なしでオーストラリアに持ち込んだ騒動に決着。謝罪動画が公開された。

ジョニーは昨年5月、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの最新作の撮影のため、オーストラリアへ。その際、同行した妻アンバーが、愛犬2匹を税関に申告せず持ち込んだことで、大きな問題に。バーナビー・ジョイス豪農相の「殺処分もある」との発言を受け、犬たちは急きょアメリカへ送還。アンバーは「今後はできるだけオーストラリアを訪れるのを避ける」と怒りを露わにし、一方のジョニーは一連の騒動で、犬の送還に使用したプライベートジェットの費用など、1,000万ドル(約12億4,000万円)の損失を被ったと伝えられていた。

犬の密輸容疑などに問われていたアンバーは、夫ジョニーとともに、4月18日、オーストラリア国内の裁判所に出廷。現地で撮影された動画が公開されており、その中でアンバーは「ピストルとブー(愛犬の名)を無断で持ち込んだことを、心から申し訳なく思います」と謝罪している。彼女は「オーストラリアは独特の植物や動物、住人という宝の山を持つ、素晴らしい島国です」と、同国の法律を軽んじたことを悔いる趣旨の発言をしている。

アンバーはこの事件により、検疫法における2件の違法輸入に加え、1件の虚偽文書作成の罪で訴追されており、ジョニーはこれを受けて「オーストラリアへ入国する際は、きちんと申告してください」と視聴者へ呼びかけている。

【動画】ジョニー・デップ、アンバー・ハード夫妻が犬の密輸騒動を謝罪


米CNNによれば、アンバーは虚偽文書作成罪に関して、1か月分の善行保証預託金1000豪ドル(約8万5千円)の支払いを言い渡されたという。違法輸入に関しては、処分保留ということだ。