本人たちそっくり！？ 「ワン・ダイレクション」がゲスト出演した、米アニメ「ファミリーガイ」のエピソードが放送[動画あり]

米国民的大人向けアニメ「ファミリーガイ」に、現在活動停止中のイギリス・ボーイズバンド「ワン・ダイレクション」が登場するエピソードが、現地時間5月15日に放送。アニメ化されたメンバー4人が、本人そっくりだと話題を集めている。

米FOX局で99年から放送されている「ファミリーガイ」は、時事ネタ、政治ネタ、下ネタありの成人向けコメディアニメ。ロードアイランド州の架空の街に住むグリフィン一家のドタバタ劇を描いた作品で、現在、アメリカではシーズン14が放送中。09年から13年にかけてスピンオフの「ザ・クリーヴランド・ショウ」も放送された。

これまで数多くのセレブたちがゲスト出演してきたことでも知られるこの「ファミリーガイ」に、「ワン・ダイレクション」がゲスト出演することが発表されたのは、今年1月のこと。メンバー全員がアニメ化され登場するが、声優としてはリアム・ペインとルイ・トムリンソンだけが参加したとも伝えられた。

15日、そのエピソードが放送されたのだが、ハリー・スタイルズは役作りのために髪をバッサリ切る前のロングヘアー、リアム・ペインは定番の白Tシャツにチェック柄のワイシャツを羽織る服装、ルイ・トムリンソンもお気に入りのアディダスのジャージを着用。ナイル・ホーランはツンツンのブロンドヘアー、と、4人の特徴をとらえており、表情も「どことなく似ている」と話題に。

【動画】「ワン・ダイレクション」登場回のエピソードを紹介するニュース番組(下記内容は1:17～)
4人が登場したのは、グリフィン家の次男でまだ乳児であるステューウィーの回想シーン。ストゥーウィーは、邪悪な心と病的な性格を持つ「なぜがイギリスなまりの英語を話す」という設定の赤ん坊であり、一家の飼い犬ブライアン相手に、「自分は80年代から00年前半に産まれたミレニアル世代と、うまが合う」と力説。「例えば、ワン・ダイレクションとキャンプした時にさ…」と回想し、ワン・ダイレクションとキャンプファイヤーを囲んでいるシーンが登場する。

ステューウィーが、「ホテルにチェックインしてさ、ミニバーを開けてみたら、炭酸水がなかったんだ! 炭酸じゃない水のペットボトルしか入ってなかったんだ!」と言うと、4人みんな恐怖に怯えた表情になり、ルイが「やめろ! 怖すぎるよ」と言う。ステューウィーは真面目な顔で、「それだけじゃないんだよ。クロゼットを開けると…スタイリストはスキニーじゃない(ださい)ジーンズだけを持ってきていたんだ!」と叫び、4人を怖がらせる。

「ファミリー・ガイ」でワン・ダイレクションがどのように描かれるのか不安だったファンもいたようだが、きちんと描かれていたことに安心した様子。エピソードもおもしろかったとネット上で盛り上がっているようだ。