ジャスティン・ビーバー、アルゼンチン入国拒否で現地ファンがデモ！ 「私たちにはジャスティンが必要」と裁判所へ行進

人気歌手ジャスティン・ビーバー(22)が、現在行っているツアーのアルゼンチン公演は不可能だと宣告。これに抗議して、現地のファンが裁判所へのデモ活動を行った。

ジャスティンは先週、ツイッターを通じて「アルゼンチンのビリーバー(彼のファンのこと)へ」と、現地のファンへ向けたメッセージを投稿。2013年に、ボディガードがカメラマンを相手に起こした暴行事件にまつわる国際指名手配騒動や、ステージ上で同国の国旗を蹴飛ばしたことなどを理由に、現地に入国できない状態にあることを明らかにした。


そのためジャスティンはファンへ、「アルゼンチンでツアー公演をすることは、法的な状況が変わるまで不可能だ」とキッパリ宣告。自身の楽曲を引用し、「ソーリー(ごめんね)、アルゼンチン。愛しているよ」と投稿した。

Sorry Argentina . I love you pic.twitter.com/FIDNJAx9HX

— Justin Bieber (@justinbieber) 2016年5月16日

これを受けて、アルゼンチンのビリーバーが立ち上がった。APによれば、首都ブエノスアイレスでは、何百人ものジャスティンのファンが、デモ行進を決行。現地の裁判所に対し、「アルゼンチンにはジャスティンが必要」などと訴えた。ツイッター上には「#MarchaBelieber(ビリーバーの行進)」というハッシュタグを用いて、ジャスティンのイメージカラーである紫を身に着け、ボードや幕を手にしたファンたちの姿が次々と投稿された。

this is what's all about. #MarchaBelieber pic.twitter.com/zFeaR47AJw

— ️️ (@jbuzztin) 2016年5月21日

Justin, Argentinean beliebers are fighting for you. Please fight for them. @justinbieber #MarchaBelieber pic.twitter.com/PdevG38I3l

— jb (@AdoreMyBiebs) 2016年5月22日

中にはこの抗議に参加するため、2時間かけて地方からやってきたというファンもおり、「もし判事に心があり、血の流れる人間だというなら、ジャスティンへの処分を撤回するはず」とメディアに訴えていたという。

現時点で、ジャスティンの「Purpose World Tour」は、今年3月から11月まで、北米、日本、ヨーロッパでの公演が予定されている。アルゼンチンを含む南米での公演予定は、いまのところ発表されていない。