ハリー・スタイルズ、音楽ソロ活動始動のために「１D」生みの親サイモンから離脱？ レーベル移籍のウワサ

英大人気ボーイズバンド「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズが、音楽ソロ活動始動に向けて、ワン・ダイレクション生みの親であるサイモン・コーウェルの元から離れたがっていると報じられた。

ハリーは今年2月、デビュー以来所属していた事務所「モデスト・マネジメント」を脱退し、アメリカの音楽事務所「CAA」へと移籍。クリスティーナ・アギレラや米ロックバンド「イーグルス」、「サーティ・セカンズ・トゥー・マーズ」などをマネージメントするジェフリー・アゾフ氏と契約を結んだ。この移籍を機に、ソロアルバム発売のウワサが過熱することになった。

英The Sunは、現在ハリーを巡り、ユニバーサル・ミュージックとソニー・ミュージックの間で競り合いが行われていると報道。ユニバーサル・ミュージック・グループの一部であるキャピトル・レコードと契約する可能性があると書いている。サイモンのレーベルで、ハリーが現在所属する「Syco」を傘下に持つソニーは、ハリーを引き留めるために大金をオファー。ソニー側の関係者は、「ハリーのために破産する勢い」だと述べているという。

「ワン・ダイレクション」に近い関係者によると、ハリーはサイモンやSyco、ソニーから離れたがっているという。「彼はワン・ダイレクションからなるべく距離を置きたいと思っています。アメリカを拠点に、新しいチームを望んでいるんです」とコメント。これも全て、ハリーをソロとして成功させたい、ジェフリー・アゾフの計画の一部だとも語っている。

現在はクリストファー・ノーラン監督の新作映画「Dunkirk(原題)」の撮影に大忙しのハリー。一方で、友人でバンド「スノウ・パトロール」のジョニー・マクデイドと共に曲を書きためていたとも報じられたばかり。音楽活動の方も着々と準備を進めているようだ。

なお、英MetroやMirrorなどは、今回のThe Sunの報道について、ハリー側にコメントを求めている。