「The 1975」マシュー・ヒーリー、ビジュアルを英政府にパクられたと怒り！ 訴訟に発展か？［検証画像アリ］

英ロック・バンド「The 1975」のフロントマン、マシュー・ヒーリーが、英政府にバンドのデザインをパクられたとして抗議をしている。

23日、ツイッターを通してマシューが指摘したのは、全英・全米で1位を獲得した最新アルバム「君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。」のビジュアルと、英選挙管理委員が発行した、EU離脱の是非を国民に問う投票のキャンペーンリーフレットとの類似性だ。

2つのデザインの共通点は、ピンクのネオンサインだ。The 1975は、2月26日に発売した同アルバムのカバーワークでピンクのネオンサインを使用。様々な場所にネオンサインを置くビジュアルも多数公開しており、アルバムの印象的なシンボルとして使用している。

@trumanblackが投稿した写真 - 2015 10月 3 11:04午前 PDT

@trumanblackが投稿した写真 - 2015 12月 13 1:26午後 PST

一方、英選挙管理委員が発行したリーフレットでも、タイトルの表記で使用されているのはピンクのネオンサイン。さらに、公開されているムービーでもありとあらゆるシチュエーションに同じサインを配置。国民に投票を「絶対見過ごせない」ように、このようなキャンペーン方法をとっているようだ。

’LOOK OUT KIDZ THE GOVERNMENT ARE STEALING OUR THOUGHTS!!’@UKParliament pic.twitter.com/Zc8lyReYrn

— matty (@Truman_Black) 2016年5月17日

このリーフレットを目にしたマシューは、ツイッターで「おい見ろよ 政府が我々の考えを盗んでいるぞ　@UKParliament」と投稿。さらに、「どうやって政府を訴えればいいんだ?」ともコメントし、訴訟も辞さない姿勢を見せた。

How do you sue the Government??

— matty (@Truman_Black) 2016年5月22日

What people haven’t realised is that this is all a publicity stunt by me and @David_Cameron to promote our song ’If I believe in EU’

— matty (@Truman_Black) 2016年5月23日

「これら全部の発行物は僕によるもので、キャメロン首相が僕らの新作『イフ・アイ・ビリーブ・イン・EU(もしEUを信用したら)』を宣伝するためのものってことにみんな気づいていない」

だが、マシューの指摘に対し、「パクり」についてファンの声は二分化。「The 1975のアルバムキャンペーンを丸パクリしている」との声もあがった一方、「ネオンライトを開発したのはThe 1975じゃないって教えてやれよ」との声も。偶然なのか、パクりなのか、選挙管理委員からのコメントはいかに。