全世界で大ヒット中！ ディズニー映画「ズートピア」には大量の隠れミッキーが存在する！？[動画あり]

興行収入10億ドル突破を目前に控えた、ディズニーのアニメーション映画「ズートピア」に、大量の隠れミッキーマウスが存在することが明らかになった。

動物たちが文明社会を築き、肉食動物と草食動物が共存する巨大都市、ズートピアが舞台のディズニーアニメーション映画「ズートピア」。主人公はアナウサギの新米刑事ジュディで、バニーバロウ、リトル・ローデンシア、レインフォレスト地区、サハラ・スクエア、サバンナ・セントラルにツンドラ・タウンと、6つの地区で奮闘する姿が描かれている。

「ズートピア」は世界各国で公開され、驚異的な興行収入をあげている真っ最中。2016年に公開された映画の中で2番目である、9億8400万ドルという興行収入を得ており、今も増え続けている。

アメリカでは6月7日に、ブルーレイディスクやブルーレイ3D、DVDの販売、デジタルHDのダウンロードが開始されるが、これに先がけ、監督のバイロン・ハワードとリッチ・ムーアが、「ズートピア」の作中に、大量の隠れミッキーがあることを明かした。

【動画】自分で隠れミッキーを探したい方はご注意あれ!


米E!オンラインは、ズートピア警察署の受付をしているチーターのクロウハウザーの顔の模様、クロウハウザーが食べるシリアルの形のほか、キャラクターが使用しているベンのヘッド、バギーの下に置かれたぬいぐるみ、背景などに、隠れミッキーがあるという動画を掲載。リッチの「ボクも、全ての隠れミッキーを把握しているわけじゃないんだ」「ボクが知っている隠れミッキーは氷山の一角に過ぎないよ」というコメントを紹介した。

バイロンは、「たぶん、クロウハウザーはディズニー初の“体の模様に隠れミッキーがある”キャラクターだと思うよ。クロウハウザーをデザインした、(ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのヴィジュアル・ディベロップメント・アーティストの)コリー・ロフティスのアイデアなんだ。キャラクターの性格にぴったりだって、頬に隠れミッキーを入れたんだよ」「キャラクターに毛をつける過程の中で、気づいたんだ。なんだこりゃ、最高じゃないかってね」と明かした。

今回のプロダクションに携わったアニメーターの多くは、「ボルト」(2008)「塔の上のラプンツェル」(2010)「シュガー・ラッシュ」(2012)で、バイロンやリッチと働いた経験がある。そのため「みんな、どこまで自分たちの判断でやっていいのかを知ってるからね」とも明かした。

ウォルト・ディズニーでは、アニメーターが作業確認を行う際、プラッシングという「それぞれのアニメーターのアイディアを追加する」ということを行う。バイロンは、ウォルト・ディズニーと働いたことがあるという古株アニメーターからこの作業のことを教えられたそうで、「例えば、脚本から絵コンテに移る過程の中で、プラッシングが行われる。絵コンテのアーティストは、脚本そのままではなく、より良い作品になるために改良され何かがプラスされていることを期待するんだ。次の段階に移り、別の人の手に移るたび、何かがプラスされていく。どんどん良くなっていくんだ」

「“隠れミッキー”もプラッシングの中で生まれたもの。なんでもないシーンを、ちょっと楽しくする要素を追加するのもプラッシングなんだ」「道を歩いているゾウの子供が、『アナと雪の女王』のアナとエルサのドレスを着ているというのも、プラッシングなんだよ」と楽しそうに語った。

【動画】映画「ズートピア」予告編

■公開情報

「ズートピア」
全国大ヒット上映中

監督 : バイロン・ハワード、リッチ・ムーア
製作 : クラーク・スペンサー
製作総指揮 : ジョン・ラセター
公式サイト : disney.co.jp/movie/zootopia

©2016 Disney.All Rights Reserved.