ゼンデイヤ、米ディズニー・チャンネルにカムバックした理由は「○○をくれたから」

米ディズニー・チャンネルで現在シーズン2が放送中の「ティーン・スパイ K.C.」。その主役を務めるゼンデイヤ(19)が、同作でディズニー・チャンネルにカムバックした理由を明かした。

米ディズニー・チャンネルで2010年11月から2013年11月まで放送された「シェキラ!」のロッキー役でブレイクしたゼンデイヤ。「シェキラ!」放送終了後も、彼女は派手にイメチェンすることなく「どんなときも自分を見失わないこと」「自分を信じること」とファンに呼びかけ、若い少女たちのお手本的存在になっている。

ゼンデイヤは、「シェキラ!」終了後、靴のデザインを手がけたり、マドンナが娘と立ち上げたファッションブランドのイメージモデルになるなど、ファッション界で活躍。フェミニスト的な発言もしており、メディアからも何かと注目されている。2015年1月からは、ディズニー・チャンネルの「ティーン・スパイ K.C.」に主演。ディズニー・チャンネル出身のアイドルは、契約終了後、番組でついた「子供っぽく、いいこちゃん的なイメージ」を嫌い、同局を避ける傾向にあるため、“ゼンデイヤのディズニー・チャンネル復帰”は世間を驚かせた。

そんなゼンデイヤが、米女性誌「コスモポリタン」最新7月号のインタビューで「ティーン・スパイ K.C.」に主演しようと決断した理由を語った。

ゼンデイヤは、「ディズニー・チャンネルにカムバックする唯一の条件は、わたしにこれまで以上の権力を与えてくれること、だったの」「同局の多様性は、わたしにとってとても大事なこと。自分と外見が違う民族やバックグラウンドの人がテレビに出ていても、若い子たちは共感できないでしょ。だから、そういうことを描写するのが大事なのよ」と語った。

ゼンデイヤは、「ティーン・スパイ K.C.」に主演しているだけでなく、共同プロデューサーとして制作に携わっている。彼女の意見は、番組に大きく反映しているとのことだ。

また、「ある雑誌の写真撮影をしていたとき、あまり好きじゃない髪型とメイクをされたの。でもわたしの広報は、“これで満足すべきよ。黒人の女の子が表紙を飾ることなんてなかったんだから”って言ったのよ」「この広報はすぐにクビにしたわ」とも語り、人種差別的な発言は絶対に許さないという強い意志を明かした。

プライベートのことは多く語らないゼンデイヤは、今年始めのグラミー賞のアフターパーティーで、アメフト選手オデル・ベックハン・ジュニアと腕を組んでいたところを目撃。オデルの父親が「息子はボーイフレンドのオーディションを受けていただけ」と冗談を言い、話題となった。

ゼンデイヤは、オデルとの噂について、米92.3AMPラジオに出演した際、「言わせてもらいたいのだけど。まず、あれはデートではないわ」「友達として、一緒にイベントに出席したのよ。複数の友人たちとグループで行ったの。わたしのスタイリストもいたしね」と発言。噂を否定した。

また、「愛する人と絆を深める恋愛をしたいと思ってる。恋愛する権利はみんなにあるわ。でも、わたしはよく知らない人との恋愛はちょっと、というタイプなの。でも、避妊を怠らず定期的に性病検査をすることができるのなら、多くの人と自由奔放な恋愛を楽しんでもいいと思っているわ」とも発言。赤裸々に自分の意見を述べた。