キム・カーダシアン、「被害者ぶっている！」とテイラー・スウィフトを強烈に批判

今年に2月にリリースした新作アルバム「The Life of Pablo」に収録されている楽曲「Famous」内で、テイラー・スウィフトのことをまた攻撃したと叩かれたカニエ・ウエスト。この件についてカニエの妻キム・カーダシアンが、歌詞はテイラーの承諾を得たものなのに、彼女は「また被害者面をしている」と批判した。

カニエは2009年の「MTVビデオ・ミュージック・アワード」で、最優秀女性ビデオ賞を獲得したテイラーの授賞スピーチを妨害。これがきっかけとなり“確執”が報じられるようになったが、その後2人は和解。昨年秋には、カニエから綺麗な花のアレンジメントを贈られたテイラーが大喜び。2020年度大統領選に出馬宣言したばかりのカニエを支援するようなハッシュタグを付けて感謝の気持ちを表現し、大きな話題となった。

しかし、今年2月にリリースした新作アルバム「The Life of Pablo」に収録されている「Famous」で、カニエは「オレはいまでもテイラーとセックスしたいかもな/ なぜって? オレがあのビッチを有名にしてやったからさ」と攻撃。「卑猥で侮辱的」だと批難する声が殺到した。カニエは、問題の歌詞についてはテイラーから許可をとったものだ、「おもしろいじゃない、と乗ってくれた」と主張。しかし、テイラーの代理人は「Twitterで『Famous』を宣伝して欲しいと頼まれたけど、テイラーは断った。その上で、女性を卑下するような曲にはしないでねと警告した。歌詞については全く聞いていない」と怒りをあらわにした。

この問題について、カニエの妻キムは、セクシーな姿で表紙を飾った最新号の「GQ」誌インタビューで、「テイラーは許可したんです」「あの歌詞についても知っていました。なのに、寝耳に水みたいにふるまったんです」と主張。

「夫はきちんとした手順を踏み、許可を得るために電話をかけたのに。激しく非難されたんです」「その様子はビデオに収めてあるのよ。(コロムビア・レコードの共同社長)リック・ルービンや、他の業界の大物たちも2人の会社を聞いていたのよ」とテイラーがウソをついていると批判した。

そして、「わたしだって、彼の曲ではビッチって呼ばれてるわ」「でも、“なんて差別的な軽蔑するような言葉なの!許せない!”なんて思ったことなんてない。なんで、テイラーが急に裏がえったのか、理解できない」「テイラーは電話で夫に、“グラミーのレッドカーペットで、あなたを批判するだろうって期待しているメディアに向かって大笑いするわ。笑い者になってるのは、あなたたちよ。ずっとねって”と言ったの。でも、グラミーのスピーチでは違ったじゃない? 夫を貶した。彼女はまた被害者面したのよ」と痛烈な言葉を浴びせた。

また、「GQ」から、この件以来、テイラーから連絡はあるかと質問されたキムは、「いいえ。ひょっとしたら、テイラーの代理人から“テイラーが歌詞について了承したということを公にするな”という脅しは来たかもしれないけど」とブラック・ジョークで回答。確執を蒸し返したのはテイラーで、かなり悪質な女だと最後まで批判し続けた。