ゼンデイヤ、ロールモデルとしての“責任”を語る！ 「私には教え導く務めがあるの」

ティーンの間で絶大な人気を誇る女優で歌手のゼンデイヤが、「Essence」誌8月号の表紙を飾った。同誌のインタビューで、若い子たちのロールモデルであることについて、自身の意見を明かしている。

米ディズニー・チャンネルで現在シーズン2が放送中の「ティーン・スパイ K.C.」で主役を務めるゼンデイヤ。視聴者の多くは若い子どもたちで、そのことを理解している彼女は、その子たちのためにも自分には「責任がある」と思っているのだそう。

「私には責任だったり、義務があると思っているの。私のことを応援してくれる子たちに、ポジティブなことを見せたり、奨励する責任がね。その子たちを教え導く務めがあると思っているの」

女優業だけでなく、靴のデザインを手がけたり、イメージモデルを務めるなど、ファッション界でも活躍するゼンデイヤ。また、差別に対し毅然とした態度・発言をする彼女は、メディアからも注目されている。

昨年のアカデミー賞授賞式では、ファッション批評家ジュリアナ・ランシックがゼンデイヤの髪型を「マリファナ臭がしそう」と評し問題となった。しかし、この発言にも「ドレッドヘアでオスカーのレッド・カーペットに出ることは、わたしと同じ人種で同じ髪質の人々に自信を与えるためでもあったの。ドレッドヘアはわたしにとって、ライオンのたてがみのような、強さと美しさの象徴でもあるのよ」と大人の対応を見せていた。

差別ともとれる発言に毅然とした態度で立ち向かったゼンデイヤ。その時をこう振り返っている。

「(自分のために立ち上がるってことは)何も新しいことじゃないわ。私が始めたことでもないもの。私が公の場であの態度を取ったってだけ。だから、より多くの人がその出来事を知ったというだけなの。正直に言って、自分のために立ち上がらなかったことは今まで一度もないわ。そのように育てられたの。または私の両親がそのように教育してくれただけよ」