ジョニー・デップ、難病女性の夢をかなえる！ 救急車内で対面し、秘密のおしゃべり[写真]

ジョニー・デップ(53)が、長らく自身のファンであった女性の夢をかなえてあげた。

現在、アリス・クーパーらと組んだバンド「ハリウッド・ヴァンパイアーズ」としてツアー中のジョニーは、7月2日の公演前に、ある女性ファンの夢をかなえてあげたという。Peopleによれば、この女性こと、米マサチューセッツ州に住むアマンダ・カリーさんは、現在23歳で10歳からのジョニデファン。ツアーでジョニーが地元に来ると知るや否や、ミート&グリートと合わせてチケットを購入していたという。

ところがその後、アマンダさんはグリオブラストーマという脳腫瘍の一種を発症。学業をこなしながら、手術を乗り越えてきたというが、次第に病状は悪化し、今年5月ごろには歩けなくなり、首から下が麻痺してしまったという。アマンダさんの母は、以下のようにメディアに話している。

「アマンダは、長年の夢だったジョニー・デップとの対面がかなうと、ワクワクしていました」
「コンサートに行くのはほぼ不可能だとはわかっていましたが、それでも娘はコンサートの話をして、当日を指折り数えて待っていたんです」

そんなアマンダさんのため、彼女の友人ティアナさんが立ち上がったという。彼女の願いをかなえるために、地元の会社が救急車と必用な医療機器の貸し出しでの協力を了承。コンサートへ行けると知らされたとき、アマンダさんは「何を着ていこう」と興奮気味に答えたという。

そしてついに、コンサート開演前の救急車の中で、ジョニーとアリス・クーパー、ジョー・ペリーらが、アマンダさんと対面。本人いわく、「ワンダフル、アメージングで最高。私が望んだよりすべてが素敵だった。私の生涯最高の出来事」という時間を過ごしたという。憧れのジョニーは「物分かりがよくて、優しくて、セクシー!　おしゃべりで、チャーミングで、おもしろくて、地に足の着いた人だった」とのこと。

「何もかもが魔法みたいだった。いまでも現実だなんて信じられないの。証拠の写真を持っていてもね。ジョニーがどれだけ気遣ってくれて、真摯だったかを、いつまでも忘れないわ。私に特別な気分を味わわせてくれた。誰よりもよ!　私がこの病気と闘う勇気をくれたの」

その後、アマンダさんはバックステージからコンサートを鑑賞する機会にも恵まれたそうで、その出来たるや「10点満点中10点」だったとのだとか。ちなみに「ジョニーが私に話してくれた内容は秘密。誰にも言えないわ!」とのこと。