カニエとの会話を暴露されたテイラー・スウィフトが反論！ 「ウソつきよばわりしないで」

人気ラッパーのカニエ・ウェストが楽曲「Famous」内で、人気歌手テイラー・スウィフトに対する失礼な歌詞を歌っていたが、両者はその歌詞の使用許可を巡り、意見が対立していた。そんな中、カニエの妻キム・カーダシアンが、カニエが楽曲の歌詞について、テイラーから承諾をもらった際の電話のやり取りを収めた動画を公開。直後テイラーが、同ビデオに反論、長文のメッセージで「ウソつきよばわりしないで」と訴えた。


問題となっているのは、「オレはいまでもテイラーとセックスしたいかもな/ なぜって? オレがあのビッチを有名にしてやったからさ」というリリック。「テイラー」と個人名を出し、「セックス」、「ビッチ」と立て続けに失礼な言葉を放っているカニエに、テイラーやテイラーの友人たち、そしてファンたちが激怒。テイラーから許可をとった、テイラーは楽曲について事前に知っていたと主張していたカニエだったが、テイラーの代理人はそれを否定、逆に「女性を卑下するようなメッセージを含む曲をリリースしないよう警告した」というのだ。

その後、キムはGQ誌のインタビューでテイラーを批判。その際に、テイラーが問題の歌詞を使用するのを許可したところを収めたビデオの存在をほのめかしていたが、ついにキムが同証拠ビデオをスナップチャットにて公開。そのすぐ後にテイラーが、「カニエ・ウェストが私との電話を内緒で録画して、それをキムがインターネット上で公開したことに関して」というキャプションを添え、長文メッセージと共に反論した。

「彼の曲の中で、私を『あのビッチ』と呼ぶと言っている証拠のビデオはどこにあるの?そんなビデオは存在しないわ、だってそんな会話はなかったんだもの。世界中の人の前で、『あのビッチ』と呼ばれる人の感情的な反応をコントロールする権利なんて誰にもないわ。もちろん、私はあの曲を好きになりたかった。カニエが私に『きっと君もこの曲を気に入るよ』と言った時、その言葉を信じたかった。彼と友好的な関係を築きたかったの。彼は私に曲を聴かせてくれると約束してくれたけど、結局聴かせてくれなかったわ。電話でカニエのことをサポートしたかったけど、一度も聴いたことがない曲を『承認する』ことなんて無理。詳細を知らされず、そして曲も聴かされていないのに、ウソつきよばわりされるなんて、悪意ある中傷だわ。2009年から始まり、私は一度も関わることを望んだことのない今回の問題から、私を除外してほしいと思っているわ」

That moment when Kanye West secretly records your phone call, then Kim posts it on the Internet.

Taylor Swiftさん(@taylorswift)が投稿した写真 - 2016 7月 17 9:14午後 PDT

キムとカニエはこれまで、テイラーが楽曲について知っていたと主張。キムが証拠ビデオを公開したことで、それは否定できない真実となった。しかし、今回の反論文章から、テイラーは「あのビッチ」という歌詞の使用許可の有無が問題の争点だと主張。事実、キムが公開したビデオには、カニエがテイラーに同部分の歌詞に関する説明をしていなかったことが明らかとなっている。

「この問題から自分を外してほしい」と訴えたテイラーだが、当分カニエ&キムとのバトルは続きそうだ・・・。