テイラー・スウィフト ＶＳ カニエの騒動でセレーナ・ゴメスのツイッターがまさかの炎上

今年2月にリリースされたカニエ・ウエストの楽曲「Famous」をめぐって、カニエと激しいバトルを繰り広げている米歌手テイラー・スウィフトを庇うツイートをしたセレーナ・ゴメスに対して、批難の声が殺到。ツイッターが炎上する騒ぎに発展している。


テイラーは、カニエが「Famous」で自分のことを下品にラップしたことについて、「カニエは事前に私に了承を得ていたと言っているけれど、違う。歌詞については聞いてない。ツイッターで曲を宣伝してくれと頼まれただけ。それについては、お断りし、軽蔑的な曲は出さないようにと警告した」と、当初から主張。しかし、カニエと妻のキム・カーダシアンは、「事前に歌詞を読み上げ、了承を得ていた」と主張し続け、今月17日、歌詞について了承をもらっている「電話の会話」を録音した動画を公開。テイラーは、その直後「私が、自分のことを“ビッチ”と表現することについて了承する動画はどこ? ないわよね、だってそんな会話してないんだから」とインスタグラムで反撃した。


テイラーは、先月始めにDJのカルヴィン・ハリスと破局した約2週間後に英俳優トム・ヒドルストンとの交際が発覚。アンチからは、「前彼と別れてすぐに新彼を作り、あまりにも切り替えが早い」「二股をかけた末に、カルヴィン・ハリスを捨てたようだ」「自分が悪者になりたくないので、極秘コラボ作品の件を理由に、別れたのはカルヴィンのせいだとして激怒させた」といったバッシングを受けている。


テイラーの長年の親友であるセレーナ・ゴメスは、キムが動画を公開した直後、ツイッターに、「もっと大事な話題があるでしょ……なんで、みんなもっと重要なことについて声をあげないのかしら?」「今、私たちに最も必要ないものは、憎悪でしょ」「この業界には本当に幻滅するわ。最も影響のある業界だけどね」と投稿。テイラーへのバッシングをやめるよう呼びかけた。

しかし、このツイートを見たツイッター民は、「矛盾している」と厳しく批判。「これまでセレーナが、“もっと大事なこと”について声を上げたことがあった? なに言ってるの?」「“黒人の命も大事だ(#BlackLivesMatter)”とか、話題にすべき色々な問題があるけど、セレーナはそんな話なんて一度もしてないじゃない」「キムは頻繁にこういう話をしているけどね」「テイラーもそうだよね。2人もこういう問題については一言も発言してないのにね」と、“黒人の命も大事だ”のハッシュタグを付けながら、セレーナをバッシングする声が巻き起こった。

批判されたセレーナは、ツイッターですぐに反論。「へぇ、ハッシュタグをつければ、私は命が救えるってことなの? 悪いけど私はどちらの味方でもないの。みんな私が何をしているのかなんて、知らないくせに」とツイート。

この「黒人の味方でも警官の味方でもない」とも受け取られかねない発言に、SNS上は大炎上。「#SelenaGomezIsOverParty(セレーナ・ゴメス終わったパーティー)」というハッシュタグを付けて、「セレーナもテイラーと一緒に終わりだね」とバッシングする騒ぎに発展。ツイッター民の反響の大きさを受けてか、後にセレーナは反論ツイートを削除したが、炎上はまだまだ続いている。