マライア・キャリー、自身の新番組の発表会でやりたい放題！「アメアイ」出演は「最悪の経験」とぶちまける

米人気歌手マライア・キャリー(46)が、彼女の日常を追ったリアリティ番組「Mariah’s World」のプロモーションのため、「TCAプレスツアー」に出席し、集まった大勢の記者の前で「マライア節」を炸裂させた。

【動画】「Mariah’s World」トレーラー


米E!局で今年12月から放送が始まる「Mariah’s World(原題)」は、今年1月に婚約した豪実業家ジェームズ・パーカーとの結婚式の準備と並行して、「Sweet Sweet Fantasy」ワールドツアーに向けた準備を進めるキャリーの姿を追った全8話構成のリアリティ番組だ。

上半身裸のモデルたちに囲まれながら、黒いレースのドレスと網タイツというセクシーな衣装で、TCA(TV批評家協会)会員の前に登場したキャリー。豪華なソファーに座ったキャリーは、今回の演出について「私にとっては日常茶飯事よ」と話すなど、冒頭から「マライア節」は全開の様子。

リアリティ番組への出演を決めた理由を問われたキャリーは、「自分の生活を記録したドキュメンタリーを作らなかったら、いつまでもツアーをやる気にならないと思ったの」と答えた。

「『リアリティ番組』を見たことがない」と話すキャリーは、「Mariah’s World」がドキュメンタリーであると主張し、次のように話している。

「誰も本当の私の姿を知らないの。私には面白い一面や、善い一面がある。威張ることもあるけれど、私は善い人になろうと努力しているわ」

人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」に審査員で出演したときのことを聞かれると、「あれは最悪の経験だった!」と不快感を露わにし、質問をした記者に「あなたのせいでお酒が飲みたくなったわ!」と言い、シャンパンを飲む場面も見られた。

イベント終盤、ある記者が「今、一番勢いに乗っている歌手は誰だと思いますか?」という質問を投げかけると、キャリーは「頑張っている歌手は数人いるけれど、大したことはないわね」と答えるなど、ベテラン記者たちも今回ばかりはキャリーに翻弄されっぱなしだったようだ。

異例ともいえる豪華絢爛な演出と「マライア節」で見事話題を独り占めにしたキャリー。彼女のディーヴァっぷりを思う存分観られるだろう「Mariah’s World」は、全米で12月4日から放送が開始され、本国での放送後には153ヶ国での提供が予定されている。