テレンス・ハワード、大人気海外ドラマ「Empire 成功の代償」をクビになりかけていた！ハワードに対する訴訟で発覚

人気海外ドラマ「Empire 成功の代償」で主役ルシウス・ライオンを演じる俳優テレンス・ハワード(47)が、同番組をクビになりかけていたことがわかった。米Peopleが伝えている。

米FOX局で2015年から放送されている「Empire 成功の代償」は、ハワード演じるルシウスが創業した音楽レーベル“エンパイア社”を舞台に米音楽業界を描いた作品であり、シーズン1の最終話の視聴者数は約1700万人を記録するなど空前の大ヒットとなった。

ハワードがかつて所属していた芸能エージェンシー「Authentic Talent and Literary Management」は、手数料が払われていないとしてハワードに25万ドル(約2500万円)の支払いを求める訴訟を起こしている。ハワードが降板の危機にあったことは同訴訟における訴状によって発覚した。

訴状ではハワードが降板の危機に瀕した理由は明かされていないものの、同エージェンシーは「Empire」を制作する「イマジン・エンターテイメント」の重役に対して、ハワードをクビにしないように説得したという。

ハワードは2014年9月に「Authentic」との契約を打ち切った際、契約終了後も「Empire」から発生する収入の一部を「Authentic」に支払うことに口頭で合意したとされるが、ハワードが支払いを止めたことから、同エージェンシーはハワードに訴訟を起こすに至ったとみられる。

「Empire 成功の代償」は、9月21日から全米でシーズン3の放送が始まる。同番組でルシウスの元妻クッキー役を演じるタラジ・P・ヘンソンは、今年9月に授賞式が開催される第68回エミー賞で主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされており受賞の行方も注目されている。