シェマー・ムーア、“因果応報”発言は「クリミナル・マインド」解雇のトーマス・ギブソンとは関係なし

人気海外ドラマ「クリミナル・マインド FBI行動分析課」をシーズン11で降板したデレク・モーガン役のシェマー・ムーア(46)が、インスタグラムに投稿した「因果応報ってやつさ」とつぶやいた動画メッセージは、同番組の脚本家を蹴りクビになったとされるアーロン・ホッチナー役のトーマス・ギブソン(54)に向けたものではないことが明らかになった。


シェマーは先週、インスタグラムに「いろんな噂が飛び交っているけど本当だよ。色々聞いたり、見たりしてるし、君たちもそうだよね。だからこれだけ言っておこう。俺はカルマ(因果応報)を信じている。よい出来事は善良な人に起きるんだ。誠実な人、勤勉な人、謙虚な人。人としての基本的な善を信じる人。・・・そういう人にはよいことが起きる。・・・自分が相手にのぞむ振る舞いを相手にもするんだ。自分自身を大切にし、自分がいかに恵まれているか、感謝すべきだ。でも自分が他の人より上にあるわけではないってことは知っておかないといけないね」とつぶやくメッセージ動画を投稿。

その後、動画は削除したがファンが、キャプチャーしたものをツイッターで公開。「クリミナル・マインド」をクビになる騒動を起こしたばかりのトーマスは、2014年9月に元マネージャーから一方的に解雇させられたと訴えられていたこともあり、シェマーの動画は、トーマスに向けた戒めメッセージに違いないという憶測を呼んだ。

しかし、米TMZの取材を受けたシェマーは、「ノー、違うよ。全然違う」と、トーマスに対するメッセージではなかったと断言。

2013年にシェマーのチャリティ団体「Baby Girl LLC」から6万ドル(約600万円)を盗んだとして訴訟を起こしている相手で、「クリミナル・マインド」にゲスト出演したことのあるキース・ティスデルという俳優に向けたものである可能性を示唆した。

米Peopleは、この裁判は8月10日に、キースがシェマーに6万1084ドル(約610万円)支払うことで決着がついたと報道。「因果応報」メッセージはトーマスではなくキースに向けたものだと伝えている。