アリアナ・グランデ、あのコラボヒット曲「バン・バン」がお蔵入りになる可能性があったことが判明！ 大ヒットに至るまでの知られざる経緯とは？

2014年にリリースされ、全世界で大ヒットを記録した、アリアナ・グランデ、ジェシー・J、ニッキー・ミナージュらによる豪華コラボ楽曲「バン・バン」。リリースされるや、瞬く間に各国のチャートを独占した同曲について、衝撃的事実が判明! 実はアリアナは当初、「バン・バン」が好きではなく、お蔵入りになる可能性があったことが明らかとなった。

近ごろ、米Billboardの取材に応じた、リパブリック・レコードのA&Rのトップで、副社長のウェンディ・ゴールドスタインは、「バン・バン」はアリアナが歌うことを念頭に置いて書かれた曲だったものの、アリアナが同曲を試聴した際、お気に召さなかったことを告白した。

「長い間、2年も、3年も、4年も、迷った挙句、曲をリリースするのは、とてもめずらしいことね。もしいい曲だったら、すぐにでも出したいと思うからね」
「そんな例の一番いい例は『バン・バン』ね。あの曲はアリアナ・グランデのために書かれたんだけど、彼女は気に入らなくって、やらないことにしたのね」

「私は、それを(副社長のロブ・スティーヴンソンに)送ったの。ジェシー・Jも(この企画に)乗っかってくれて、それからニッキー・ミナージュに(音源を)送ったわ。いずれにせよ、レコーディングを終えさせたの。私はそれをアリに送るのが怖かったの。だから私は(会長/CEOの)モンテ・リップマンに送って、“アリアナにこの曲をかけて”って言ったわ。(再び)それを聞いたとき、アリアナは“この歌をやっぱりやりたい”って思ったみたい」

ちなみにアリアナは過去、Revoltのインタビューを受けた際、「バン・バン」について「その歌をどうすべきかわからなかったの」と明かしていた。

「私はレーベルと会議をしたわ。そして、モンテのオフィスに行ったの。彼は『座りなさい、君に何か(歌を)かけてあげるから』って」

「『バン・バン』が流れ始めて、それがジェシーの声だって気づいて“信じられないわ”っていう感じだった。それから、ニッキーの声が入ってくるところも聞いて、私はもう床に座り込んじゃったわ。それほど私はびっくりしたし、すごい曲だと思ったの」

【動画】「バン・バン」MV