ドウェイン・ジョンソン、「最も稼ぐ男優」ランキングで初のトップに

「ザ・ロック」が「アイアンマン」を破り、米Forbes誌が選ぶ「最も稼ぐ俳優」ランキングで初めてトップに立った。
　
「ザ・ロック」のリングネームでプロレスラーとして活躍し、アクション俳優に転身したドウェイン・ジョンソンが、これまで1位をキープしていた映画「アイアンマン」シリーズで知られる俳優のロバート・ダウニーJr.を追い抜き、ハリウッドで最も稼ぐ役者リストで1位となった。
　
ドウェインはこの1年で映画「ワイルド・スピード」シリーズに加え、映画「カリフォルニア・ダウン」、「Central Intelligence(原題)」に出演し、6,450万ドル(約64億7,000万円)の収入を得たが、その時点でトップに輝くには十分な金額だった。ドウェインは前年の倍以上の収入を稼いでいる。
　
ドウェインは1位になった記念として、「これについては2つ言いたいことがある。オレは時給7ドルでスタートした。オレにできるなら君にもできる」とツイートした。

Want to say two things about this.

I started w/ $7 bucks. If I can overcome, so can you.

Waffle House on me!! https://t.co/r3UeQYaLmT

— Dwayne Johnson (@TheRock) 2016年8月25日

　
2位につけたのは推定6,100万ドルのジャッキー・チェンで、常連のトム・クルーズが5,300万ドルで4位、ジョニー・デップが4,800万ドルで5位だった。しかしジョニーは結婚から15ヶ月で離婚した女優のアンバー・ハードに和解金として700万ドルを支払うため、来年のランキングでは不利な展開が予想される。
　
一方、昨年までトップに君臨していたロバートが今年は8位に後退。インド人俳優のシャー・ルク・カーンと並んで推定3,300万ドルだった。
　
ドウェインはTVシリーズ「ベイウォッチ」や映画「ジュマンジ」のリメイク版にも出演するほか、複数の「ワイルド・スピード」シリーズ作品にも登場するだけに、しばらくは快進撃が続きそうだ。米外交保安部のルーク・ホブス捜査官役で4回目の出演となる「Fast 8(原題)」は、2017年に公開が予定されている。

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