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スコット・イーストウッド、事故死した恋人の父親に謝罪

2016年8月30日
スコット・イーストウッドスコット・イーストウッド
WENN.com
映画界のレジェンド、クリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッド(30)が、2014年に交通事故で亡くなった当時の恋人の父親に連絡をとろうとしなかったことを謝罪した。

出演作「スーサイド・スクワッド」が日本でも9月に公開されるスコットは先日、豪版GQ誌とのインタビューで過去の悲劇について口を開き、交際していたジュエル・ブラングマンさんを失った悲しみに今でも折り合いがつけられないと認めた。ジュエルさんは2年前、借りていた2001年型ホンダ・シビックを運転中、接触事故の衝撃で欠陥があるエアバッグが破裂して死亡した。

「その前には何人か親友を亡くしていた。でも、深く付き合っていた彼女を亡くしたことはなかった」とスコットは同誌で打ち明けた。「たぶん、それ以来、誰かと付き合うのがつらくなったんだと思う」

スコットはこの赤裸々なインタビューで、モデルとして活躍していたジュエルさんの父親に連絡し、お悔やみを伝えていなかったと認めた。「まだ言うべき言葉が見つからなかったんだ」しかしインタビューが掲載された23日、スコットはついに覚悟を決め、電話を取ってアレキサンダー・ブラングマン(61)氏に連絡した。

シングルファーザーで法律学の教授でもあるブラングマン氏は米People誌に対し、スコットからの電話は感情的だったと明かし、以前はスコットがお悔やみの言葉も伝えず、ジュエルさんの葬儀にも出席しなかったことに「傷つき、怒って」いたと認めた。

「彼は『何を言えばいいのか分からなくて連絡できませんでした』と言っていた」とブラングマン氏は振り返った。「とても申し訳なさそうだった」

しかしスコットが自分に連絡する前に娘の死について公の場で語ったことは大目に見ることができず、こうコメントした。「彼が状況にうまく対応したとは思えない」

スコットが電話をしてきたことで2人は相違点を乗り越え、ブラングマン氏はスコットの行動を許し、娘の死は彼にとってもつらかっただろうと受け入れた。「怒ってはいたが、悲しみ方は人それぞれだ」とブラングマン氏は説明している。「彼はまだ若い。悲しみをどう受け止めたのかは分からない。彼がどんな体験をしたのかもっと知りたいと思う。なぜならそれは難しいことだからだ」

その後、2人はいつか実際に会うことに合意。ブラングマン氏は次のように語っている。「本当に会ったとしたら、面白いことになりそうだ。彼が娘との交際と、その死でどんな苦しみを抱えてきたのかを打ち明けてくれたら、喜んで法廷で彼の代理人を務めるつもりだ」

© Cover Media/amanaimages
 
スコット・イーストウッド、恋人を事故で亡くしていた「それ以来、誰かと付き合うのが辛いんだ」(2016年8月26日)
映画界のレジェンド、クリント・イーストウッドの息子のスコット・イーストウッド(3...
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