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クロエ・グレース・モレッツ、男女平等を主張するようになったのは、あのホラー映画の出演がきっかけだった

2016年8月31日
クロエ・グレース・モレッツクロエ・グレース・モレッツ
WENN.com
女優のクロエ・グレース・モレッツ(19)が男女の平等を訴えるようになったのは、主演映画「キャリー」の撮影中に意見を聞いてもらえなかったことだと明かした。
 
クロエは7歳から映画界で仕事をしてきたが、名作ホラーのリメイク版で2013年に公開された同作は女性監督のキンバリー・ピアースが手がけたにもかかわらず、男性の主役と同じ敬意を払ってもらえなかったと感じたという。この経験に触発されたクロエは、男女差別について何も意見しないのはやめて、平等の権利を求める運動をすることを決めたと語った。
 
「監督も女性だったし、しかも私たち2人は現場のほとんどの男性よりも経験が豊富だったのに、私たちの意見はあまり聞いてくれないことに気づいたの」とクロエは英Glamour誌とのインタビューで語った。「でも私にもある程度の敬意があってしかるべき。だからあの時、自分自身のために立ち上がることを決めたんだと思う」
 
クロエは役者の仕事を始めた頃、賛否両論のある話題に口を挟むことで「論争を巻き起こす」つもりかと質問されたことがよくあった。

しかし映画「キャリー」での経験から、女性だけではなく、社会の隅に追いやられたグループすべてのために立ち上がる女優になりたいと気づいたという。
 
「誰かが口火を切れば、100万人が後に続いてくれるし、若い女性が私に『あなたは私があれ、これ、それをやったり言ったりするのを助けてくれた』と言ってくれると、自分が正しかったと証明されるわ」とクロエは続けた。
 
クロエは童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの「人魚姫」に着想を得た新作実写映画「The Little Mermaid(原題)」でアリエルを演じる。ストーリーは女性に対する姿勢を説明するため現代的にアップデートされていると強調することを忘れなかった。
 
「私たちがもっと注意を向けるべき女性のため、そして女性についての進歩的なストーリーなの。男性のためにすべてを捨てる女性だけではないわ」とクロエは説明した。

© Cover Media/amanaimages
 
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