人気海外ドラマ「デビアスなメイドたち」シーズン4で放送終了へ

米ケーブル局Lifetimeで放送されている人気ドラマ「デビアスなメイドたち」が、シーズン4をもって放送を終了することが明らかになった。

世界的に大ヒットした「デスパレートな妻たち」のクリエーター、マーク・チェリーが手がける新作ドラマとして、2013年に放送が開始された「デビアスなメイドたち」。ラテン系のメロドラマ、テレノベラを基に製作された作品で、米ABC局で放送するために企画制作され、シーズン1第一話のパイロット版はABCで放送。エヴァ・ロンゴリアが製作総指揮を務めることでも大きな注目を集めた。

その後、女性向けの番組を手がけるLifetime局で放送されるようになり、シーズン1は300万人もの視聴者を獲得。このまま順調に行くと思われたが、次第に視聴率は低下し、シーズン4の平均視聴者数は92万3000人まで落ち込んでいた。

視聴率は芳しくなかったものの、TVドラマシリーズ「UnReal」などLifetimeで放送されている他の番組と比較すると倍の視聴者数を得ていたため、「デビアスなメイドたち」放送終了のニュースにはショックを受けているファンが多くいるようだ。

ABCスタジオで製作されてきた「デビアスなメイドたち」は、主人公が全員、中南米系のラティーノだが、ラテン語ではなく英語で物語が進んで行くという初の作品となった。Lifetimeにとって安定したシリーズとなっており、「UnReal」の放送実現へと繋がったとも伝えられている。