「スパイス・ガールズ」メル・Ｃ、再結成しない理由を明かす「私は死ぬまで“スパイス・ガール”だけど…」

スパイス・ガールズのメル・Cことメラニー・チズムが、先月の再結成に参加しなかった理由を明かした。大ヒット曲「Wannabe」の20周年を記念した再結成では、彼女とヴィクトリア・ベッカムを除く3人のメンバーが集結していた。

現在42歳で7歳の娘の母親でもあるメラニーは、メンバー全員がそろわない限り再結成するつもりはなかったことを、英「Love Magazine」の中で明かしている。ヴィクトリアが家庭とファッションのキャリアに集中するために参加しないと聞いて、後に続くことにしたそうだ。

「最も迷ったのは、メンバーやファン、世間をがっかりさせるのではないかということだったの。でも残念ながら何だかしっくりと来なくて、自分の直感を信じるしかなかったわ。私たちは5人組だったのよ。全員がそろわないのであれば、グループにとってもファンにとっても、正しいことだとは感じられなかった」と彼女は説明した。

「私は死ぬまでスパイス・ガールよ。とはいえ、バンドは再結成しなければならないという、新しいルールでもあるのかしら?90年代の素晴らしい偉業を覚えておいてもらうだけではダメなのかしら?」

メラニーにとっては、2012年のロンドン五輪閉会式での再結成パフォーマンスが理想的なフィナーレだったようだ。

「私だって世界中の巨大なアリーナでライブしたいし、自分たちの素晴らしくクレイジーなポップソングを歌って、過去の栄光を追体験したいわ」と彼女は語った。

「それにもちろん、再結成はとても儲かるでしょうね。でも、私たちはオリンピックでピークに達したわよね?最高の状態で身を引くって、良いことなんじゃないかな」

MTV News