マイリー・サイラス、「ハンナ・モンタナ」時代の安すぎるギャラを暴露

ディズニーチャンネルのオリジナルドラマ「シークレット・アイドル　ハンナ・モンタナ」(2006-11)でブレイクした、マイリー・サイラス(23)だが、当時の人気ぶりから考えると、給料はかなり安かったことを暴露した。

「Elle Magazine」のインタビューにて、「ハンナ」時代の裏事情について口を開いたマイリーだが、米Perezhiltonによれば、彼女がギャラについて公に不満を口にするのは、これが初めてのことだそう。「私は甘やかされて育ったわけじゃない」と、エンターテイメント界の右も左もわからなかった時代を振り返った。

「私はただ、テレビに出たかっただけなのよ。つまり、これを言ったら殺されちゃうかもしれないんだけど、たぶん私は番組で一番ギャラが安いキャストだったのよね。だって何にも知らなかったんだもの。私はもう、“ディズニーに出られる!　イェーイ、やりたい!”って感じだったし」

ちなみに2010年当時、マイリーのギャラは1話に対して1万5千ドル(約152万円)。同時期に、同じ子役としてドラマ「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」に出演していたアンガス・T・ジョーンズ(22)は、1話で25万ドル(約2535万円)を稼いでいたというのだから、格差は歴然だ。

なお、作品における、マイリーの役名は“マイリー”だったが、これも彼女自身には何の権利もなかったのだとか。

「周りの誰も考えが及ばなかったの。“いいわ、私の名前を番組で使うのね、もちろんよ!”って感じで。私のママが、自分に有利になるように、子役を使おうとするとする人がたくさんいるってことを理解して、それで私を守ってくれるスタッフを雇ってくれたの」

マイリーは、そのおかげで現在は「自分で自分の音楽をコントロール立場にある」と明かし、そのことを「ハッピーよ」と語っている。