米大統領TV討論会が早速コメディ番組のネタに！ アレック・ボールドウィンがトランプ、ケイト・マッキノンがヒラリーを爆笑パロディ[動画]

米人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」のシーズン42のプレミアが放送。トランプに扮したアレック・ボールドウィンとヒラリーに扮したケイト・マッキノンが、先日行われたばかりのアメリカ大統領テレビ討論会の爆笑パロディを披露した。

【動画】「サタデー・ナイト・ライブ」アレック・ボールドウィン&ケイト・マッキノンが米大統領TV討論をパロディ


司会者は、ケイト・マッキノン扮するヒラリーを、「最近まで肺炎と闘っていた」と紹介。その後、ケイトは杖をつき、咳をしながらステージに登場。本物のヒラリーが、911記念式典で肺炎のため退場際によろけたことを再現。しかし、そのまま前転をして「これまでにないぐらいに元気よ!早速始めましょう!」と、冒頭からヒラリーの健康問題を笑いに変えた。一方、アレック・ボールドウィン扮するトランプは、「今夜の俺は素晴らしくなるはずさ。俺が落ち着き払っていて、まさに大統領にふさわしいから、視聴者は思わずジーンズを濡らしてしまうだろうね」とトランプ節で語り始める。まるで本物のトランプと間違えそうなほどのなりきりようだ。

本物のトランプは討論会終了後、しきりに「マイクが壊れていた」と文句を言っていたが、アレック版トランプもそれを揶揄。たった2分で討論会を去ろうとして、司会者に注意されると、「俺のマイクが壊れているんだ。ヒラリーとオバマが盗んで、カニエ(・ウェスト)に渡したんだろう」と言いたい放題。これにケイト版ヒラリーは、「私が大統領になりそうね」と返し、観客の笑いを誘った。

11月8日には本選の一般投票が控えており、アメリカ国内は米大統領選に向けて更なる盛り上がりを見せそうだ。