何の罪も犯していない102歳のおばあちゃんが逮捕される！ 手錠の裏に心あたたまるエピソード

ミズーリ州のセントルイスの在住のエディー・シムズさんは、御年102歳。なんと彼女は地元警察に手錠をかけられ、連行させられてしまった。しかし彼女はなんの犯罪も犯してはいない。逮捕された理由はなんと、彼女が「逮捕されたかった」からだという。

Huffington Post誌などによると、彼女は2年間、高齢者センターのために、歩行器用のバッグ、メガネケース、枕やスカーフなど、手作りグッズを400個以上制作していたのだが、直接届けたことはなく、センターの人々は彼女に会うことがなかった。

センターのボランティアに地元警察と友達がいたことがきっかけに、シムズさんをパトカーでセンターへ呼ぶこととなった。自身のバケットリスト(=死ぬまでにやりたいことリスト)に、「逮捕されてみたい」という項目があったシムズさんは大いに喜び、「よかったら手錠を掛けてくれない?」とお願いしたという。


パトカーの中では、外に警察官がいるのに気づくと、彼女は手を掲げて手錠がかかっているのを見せびらかしていたという。センターでは、ビンゴを楽しんだり、手作りの靴下やスカーフをプレゼントしたそうだ。


【動画】高齢者センターでのエディー・シムズさん高齢ながらも、人助けを続ける彼女は、「何であろうと、あなたが今していることをやめてはいけません。続けましょう。地域の人たちのためになることをしましょう、あなたが話しかける相手は、その日の話し相手があなたしかいないかもしれないから」と語った。