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実写版「ムーラン」、キャストは全員アジア人に! 白人男性との恋愛は描かれず

2016年10月14日
「ムーラン」「ムーラン」
ジャスト・ジャレットより
古代中国が舞台の米ディズニー実写版映画「ムーラン」で、白人男性との恋愛が描かれるというシナリオ案が出ているという情報が流出し大きな批判を浴びていたが、これは偽情報だったと報じられた。

「ムーラン」は、古代中国を舞台にフン族から中国を守った美少女ムーランの“愛と勇気”の物語。ムーランが男装して戦士として戦い、物語を盛り上げるのだが、2018年に公開が予定されている実写版では「欧州からやってきた白人男性に助けられ、恋仲になる」話が軸になるというシナリオ案が出ているという情報が、先日ネット上に流出した。

この情報に、「Teen Wolf」のアーデン・チョは、「ムーランの恋愛は本筋ではなく、わきの話であるべき。この作品が素晴らしいところは、男性に頼らず毅然としたムーランの姿と彼女の運命なのに。ヒーローはムーランであるべきよ」とTwitterで抗議。日系女優のアライ・マキも、「一体、どうなってるの?!かわいそうなアジア人女性を白人男性が救うっていう、いつものつまらない黄熱病(白人男性とアジア人女性の恋愛)にするわけ?」と批判ツイートした。




その後、Twitterには「なんで白人を登場させるのか!?」「ヒーローを白人男性にするとは、白人至上主義、男尊女卑の人種差別だ!」「物語が台無しになる!」と批判する声が噴出。「ムーランをきちんと描いて」と訴える「#MakeMulanRight」というハッシュタグが話題となった。

そんな中、米誌Vultureが「ムーラン」にヒロインの恋愛対象として白人男性が登場するというシナリオ案などはない、偽情報だと報道。「ムーランの主人公はムーランであり、彼女の恋愛対象を含む全ての主要な役は中国人である」という情報筋の話を紹介し、リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァーが脚色する実写版のキャストは全員アジア人になると伝えた。

なぜ、このような偽情報が流れたのかは不明だが、実写版「ムーラン」が注目されているのは確かなこと。誰がキャスティングされるのか、どのような作品に仕上がるのかに注目が集まっている。
 
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