ゼイン・マリク、「ワン・ダイレクション」時代に深刻な摂食障害を患っていたことを激白

英歌手ゼイン・マリクが、「ワン・ダイレクション」に所属していた時期に深刻な摂食障害を患っていたと自叙伝で告白した。英The Sunが伝えている。

ゼイン・マリクは、英人気ボーイズグループ「ワン・ダイレクション」に2010年から2015年にかけて所属し、2015年に同グループを脱退した後はソロ歌手として活動している。今年3月にはソロとして初のアルバム「マインド・オブ・マイン」を発表し、来年1月14日には来日公演が予定されている。

ゼインの自叙伝「Zayn(原題)」が11月1日に各国で発売されることに合わせ、英The Sunは同書の一部を掲載。その中で、ゼインは「ワン・ダイレクション」時代に摂食障害を患っていたことを告白している。

「最後のツアーを控えていた2014年11月頃の自分の姿を見ると、体調が悪かったことが一目瞭然だよ。これは今まで公にしたことがなかったけど、僕は摂食障害を患っていたんだ。バンド脱退後は摂食障害とうまく向き合えるようになっているよ」

「体重が増えるのが不安だったとかそういうことではまったくないんだ。数日間、何も食べなかったことがあって、それがさらに深刻になっていったんだ。当時はそれが摂食障害とは気づかなかったけどね」

では、ゼインにとって摂食障害を引き起こした原因は何だったのだろうか。彼は「ワン・ダイレクション」時代の苦難にその原因があると考えているようだ。

「(『ワン・ダイレクション』時代は)自分の人生について何も決められないように思えたけど、食事だけは自分でコントロールできた。だから、コントロールしたんだ」

「体重が減りすぎて体調を崩した。ツアー中の忙しさや、バンド内の出来事をめぐるプレッシャーや緊張が僕の食生活に悪影響を与えたんだ」

ゼインの自叙伝「Zayn」は本日発売。