手厳しいマドンナが「Glee」のエピソードを大絶賛

アメリカで4月20日に放送される人気ミュージカル海外ドラマ「Glee」シーズン1第15話「パワー・オブ・マドンナ」を一足先に視聴したマドンナが、その出来映えを絶賛した。

米USマガジンのインタビューで、同エピソードを見たと答えたマドンナは「全ての水準において、非常に高く素晴らしいエピソードに仕上がっていたわ」「登場人物の会話も含め、全体を通して脚本が素晴らしく、天才的だと感じた」「マッチョな男子たちがWhat It Feels Like For A Girlを歌い上げるシーンも最高だったわ」とコメント。

「VogueとExpress Yourselfのパフォーマンスも、ファンタスティックで、とっても気に入った。男子が女子を尊敬するように、強いメッセージを送れて良かったと思う」「キャスト全員が、かなりの才能を持っていて驚いたわ。個人的には、ジェーン・リンチ演じるスー、クリス・コルファー演じるカートが好き」「多くの要素を一つにまとめあげた(製作総指揮者の)ライアン・マーフィーは、本当に素晴らしいわ」と大絶賛した。

また、「(13歳になる長女の)ローデスも凄く気に入っていたわ。私もこんな高校に通いたかったわ」とも語った。

一部メディアでは、自宅にテレビがないマドンナはドラマの存在を知らず、エピソードへの出演オファーを受けていたが「結構よ」と蹴ったと報道されるなど、今回の動きにあまり好意的ではないのではないか、という見方もあったが、本人自らそれを打ち消す形となった。シビアで辛口な意見を出すことで知られるマドンナが「パワー・オブ・マドンナ」の出来に大満足したと発言したことで、「Glee」への注目度がさらに高まりそうだ。

「Glee」は、高校のグリー部を舞台に顧問の教師と「負け犬」の生徒たちが繰り広げる1話1時間の本格的なTVミュージカル・コメディ・シリーズ。放送開始直後から、カルト的なファンがつくようになり、4ヶ月ぶりにアメリカで放送開始された4月13日分エピソードは、シリーズ最高となる高視聴率を記録。1360万人が視聴したことになり、今「Glee」の人気がいかに高いかを表す結果となった。日本ではFOXが放送中。


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