カニエ・ウェストがまたコンサート中に暴走！ ビヨンセ夫婦、ヒラリーにオバマもディスりまくり[動画]

今回行われた米大統領選挙の投票には行かなかったものの、「もし投票するとしたらドナルド・トランプにしていた」と発言。大ブーイングを浴びたカニエ・ウェストが、再びコンサートで意味不明な発言をし「精神的に不安定になっているのでは?」とファンを心配させている。

【動画】カニエ、ビヨンセやオバマをディスる!


天才ならではの奇行や奇言で知られるカニエは、現在「セイント・パブロ・ツアー」の真っ最中。米Perezhilton.comによると、11月19日にカリフォルニア州のサクラメントで行ったコンサートで、再び意味不明な発言をしたという。

まず、カニエは突然、「MTV、ファック・ユー!」と叫び、「ビヨンセよ。オレやドレイクの『Hotliine Bling』を押さえて(VMAの)最優秀ビデオ賞をくれなきゃ、パフォーマンスしてやんないって交渉したんだって?　聞いてがっかりしたよ。本当に傷ついた。オレの考えはさ……別にビヨンセをディスりはしない。素晴らしい人だし。テイラー・スウィフトも最高さ。オレたちはみんな素晴らしい人間なんだ。みんな平等なんだよ。でも、勝つために策をろうし、自分を見失ってしまうことが多々あるんだ。勝つなんてファックだ!　クールに見えるなんてファックだ!　クールでいるなんてファックだ!　兄弟たちよ、全てファックなんだよ。オレは自分の命、自分の成功、自分のキャリアを犠牲にしてここで真実を語っている。ジェイ・Zよ、オレに電話くれよ。兄弟よ、オレに電話くれないじゃないか。オマエは素晴らしいモンを持ってるんだろ?　テレパシーじゃなくて電話をくれよ。男のように堂々とオレと話をしてくれ」とまくしたてた。

続けて、「このセイント・パブロ・ツアーは今、最も重要で意味のある出来事なんだ。古くさいモデルばかり追いかけていたらヒラリー・クリントンになっちまうぜ」「オバマはアメリカをグレートにできなかった。なぜなら彼は自分自身でいることができなかったからだ。黒人は奴隷だった。オバマは奴隷には成り下がらず勝利を獲得した。彼は完璧でなければならなかったんだ。でも、完璧だからって変化を起こせるわけじゃない。完璧だからって全てを変えられるとは限らないんだぜ」と政治家をディス。

そして、フランク・オーシャンやキッド・カディらの曲を放送しないと大手ラジオ局に文句を言い、「ラジオなんて、ファック・ユーだ!そうさ、オレはトランプ・モードなんだ。ラジオなんてファック・ユーだ!」と盛大にディスった。

売れっ子プロデューサーのDJキャレドに対しても、「(ラジオから)『For Free』ばっかり聞こえてくるなって感じるのってオレだけなのかな?　やれやれ。オレはドレイクが好きだ。キャレドも好きさ。でも奴らはこの曲を仕組んだんだよ……キャレド、おまえはマイアミのヒッターを持ってるんだろ?オレの頭に送り込んでくれるなよ。オレはただラジオの仕組みについて会話したいだけなんだ。キャレド、オマエは本物のニガーだ。キャレド、オマエは真のニガーだ。鍵を握るのはオマエだ」と言い、この発言にファンは混乱。

ネット上では、カニエが「精神的にかなり追いつめられているのでは?」「情緒不安定になっているのでは?」と心配する声が上がっている。