“世界最速の男”ウサイン・ボルトがジェームズ・コーデンとラップバトル！ ボルトの上手すぎるラップは必見[動画]

今年開催されたリオ五輪の陸上競技で3冠を達成した“人類史上最速の男”ウサイン・ボルトがラップバトルに挑戦し、激戦を繰り広げた。

【動画】ウサイン・ボルトがラップバトルに挑戦! 激戦を制したのは…?


深夜トーク番組「The Late Late Show with James Corden」に出演したウサイン・ボルトは、同番組の人気コーナー「Drop the Mic」に挑戦。このコーナーはゲストが司会のジェームズ・コーデンとラップバトルを繰り広げるというもので、過去にはアン・ハサウェイやカーラ・デルヴィーニュらが挑戦した。

先攻のコーデンは「ブラジルでレースに勝ったって?　お前はもうすぐ立っているだけの男に負けるんだぜ/算数ができないアスリートに教えてやろうか?　お前のメダルの数はマイケル・フェルプスより14個少ないのさ」と、辛辣なライムを披露。

世界最速の男もラップでは太刀打ちできない……と思いきや、後攻のボルトも次のライムで巧みに応戦。

「お前は自分をスターと早とちり。観客は(米コメディアン)ケヴィン・ジェームズの番組だと勘違い/俺は10秒でゴール、その速さでお前はベッドでフィニッシュ」

さらに、「あれ、首が痛いぞ?」と言ったボルトが、自ら着用していたプーマのジャージのファスナーを開くと、彼の首には過去のオリンピックで獲得した全9枚の金メダルがかかっており、金メダルを1枚も持っていない可哀想なコーデンの首にかけたのだった。

ラップでも圧倒的な強さを見せつけるボルトにコーデンも必死に対抗したものの、今回のラップバトルは見事ボルトの勝利に終わった。

来年を最後に陸上競技からの引退を表明しているボルトだが、今回のラップバトルを経て、セカンドキャリアにはラップ歌手という選択肢が加わったかもしれない。