カニエ・ウェスト、入院先でも「仕事欲」がおさまらず妻キムが困惑

11月21日に錯乱状態になり措置入院させられたカニエ・ウェスト(39)が、病院でも仕事のことばかり考えており、妻のキム・カーダシアン(36)の心労は募るばかりだと伝えられている。

今年8月に新作アルバムを引っさげ「Saint Pablo Tour」をスタートさせたカニエ。しかし11月19日のコンサートでは90分遅れて到着した上、ビヨンセやジェイ・Z、ヒラリー・クリントンらを盛大にディス。意味不明な発言もしていたことから、ファンの間では「キムがパリで拳銃強盗に遭い、精神的に参っているのでは?」「多忙過ぎてキャパを超えてしまっているのでは?」などと心配する声が上がった。


その翌日の20日、カニエは残りのツアーコンサートは全てキャンセルすると発表。21日に、パーソナルトレーナー宅で精神錯乱状態に陥り、精神鑑定を受けるためにロサゼルスのロナルド・レーガンUCLA医療センターに措置入院したことが伝えられた。

米Usマガジンによると、カニエは21日から入院しているロナルド・レーガンUCLA医療センターに「レコーディングに必要な機材を持ってこい」と要求しているとのこと。理由は「ベッドの上でレコーディングをしたい」からで、「ファッション・ラインのデザインもチェックしたいからスケッチを持ってこい」とも要求しているという。

入院して日が経つというのに、頭の中は仕事でいっぱいのカニエに付き添っているキムは「休まなきゃいけないのよ」「心も身体も休めることが必要なのよ」と一生懸命説得してると、消息筋の話として伝えた。

キムは、カニエの措置入院を受けて、レッドカーペット復帰第一弾となるはずだったニューヨークのイベントをキャンセル。すぐにロサンゼルスに戻り、病院に直行。ノース(3)やセイント(11ヶ月)と会う以外は、ずっとカニエに付き添い、異父妹カイリー・ジェンナーが主催した感謝祭ファミリーパーティーにも顔を出さなかったという。

Usは「キムはカニエがストレスフリーの入院生活を送れるようにと、見舞いの花束や電話などを厳しくチェック。カニエが休息をとり、快復できるようにと神経を尖らせている」とも伝えている。