今年の“チケット転売王”はアデルかジャスティン・ビーバーか！？ トップツアーランキングを発表

2016年、もっともコンサートのチケットが転売されたアーティストは誰?　チケット取引サイト「StubHub」が発表した。

同社の発表によれば、もっとも多くのチケットが取引されたのは、イギリスの歌姫アデル(28)。今年2月から11月にかけ、ヨーロッパと北米を回った「Adele Live 2016」は、2011年以来のツアーとあって、かなり需要が高かったようだ。なお、このツアーは年明け2月よりオセアニア公演、次いで6月と7月をまたいだ4日にわたる大規模公演を、地元ロンドンで控えている。

女王に次いで2位につけたのは、ジャスティン・ビーバーの「Purpose World Tour」。今年3月の北米公演を皮切りに、8月の日本、ヨーロッパと精力的に各地でコンサートを開催し、先月末より一旦休止中。来年2月からは南米、オセアニア、アジア、アフリカ、再びヨーロッパへと次々に舞台を移し、7月には北米での大規模なスタジアム公演を行うことを、先日発表したばかりだ。

3位には、“ボス”こと、大御所ブルース・スプリングスティーンが登場。67歳となった現在も、精力的にツアーを行っており、今年1月から北米、ヨーロッパで開催中の「The River Tour 2016」で、根強い人気を示した。公演別に見ると、彼が3月28日に米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行ったコンサートが、最多収益を上げたという。なお、こちらも年明け1月と2月に、オセアニア公演が決定している。

4位以下のランキングは以下の通り。

【2016 Top 10 Music Tours】

1位:アデル

2位:ジャスティン・ビーバー

3位:ブルース・スプリングスティーン

4位:ビヨンセ

5位:ドレイク

6位:ビリー・ジョエル

7位:コールドプレイ

8位:ガンズ・アンド・ローゼズ

9位:パール・ジャム

10位:ルーク・ブライアン