全米で話題沸騰中の12歳の歌手 グレース・ヴァンダーウォール、“未来のテイラー・スウィフト”と呼ばれることに不満！？ 「テイラーになりたいワケじゃない」

オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演し、審査員から大絶賛を受け、全米から大注目されている12歳のシンガー・ソングライター グレース・ヴァンダーウォールだが、“未来のテイラー・スウィフト”と呼ばれるのはあまり好きではないようだ。

同番組で優勝し、瞬く間に全米に名が知れ渡った彼女は12月にデビューEP「パーフェクトリー・インパーフェクト」をリリースしており、同作は全米ビルボード・アルバムチャートで初登場9位を記録。12歳以下のアーティストとしてマイケル・ジャクソン以来46年ぶりの快挙を打ち立てた。

そんな彼女は番組の審査員であった音楽プロデューサー、サイモン・コーウェルから「君は未来のテイラー・スウィフトになる」と絶賛され、ファンやメディアからは、「第二のテイラー・スウィフト」などと称賛を受けているが、彼女は他のアーティストと比較されることをあまり快く思っていないようだ。彼女が17日にインスタグラムに投稿したビデオで、自身の気持ちを語っている。

I just want to say something that’s been bothering me for a while and it’s that I just want to be grace! Not Taylor swift or Melanie or anyone else that I’m compared to! I’m so grateful and take it as a HUGE compliment but I’m just trying to be me..

Grace VanderWaalさん(@gracevanderwaal)が投稿した動画 - 2016 12月 16 7:30午前 PST

ビデオの中で彼女は、「シーアになろうとしてない。メラニー・マルティネスにもなろうとしてない。テイラー・スウィフトになりたくない。私は私自身になりたいの。だから他のアーティストと比べるのはやめてほしい」と胸の内を語った。

キャプションでも彼女は「最近の私の悩み事について話したいと思います。私はグレイスになりたいの! テイラー・スウィフトでもなく、メラニー・マルティネスでもなく、私がよく比べられる他のアーティストでもありません! そう言ってくれることにとても感謝しているし、最高の褒め言葉だと思っていますが、私は自分自身になろうとしているんです」と、他のアーティストに比べられる悩みを吐露した。

他の偉大なアーティストたちと比べられることに彼女自身はとても感謝している一方、彼女も「唯一無二のアーティスト」になろうと必死になっているのかもしれない。