ジャスティン・ビーバーは無責任な飼い主？ 元愛犬の扱いをめぐり物議

ジャスティン・ビーバー(22)が、またも「無責任な飼い主」として批判されている。

昨年8月、ジャスティンが「トッド」というチャウチャウの子犬を飼いはじめたことは、ファンの記憶にもまだ新しい。しかし米TMZによれば、ジャスティンはツアー生活による多忙を理由に、トッドをダンサーであるC.J・サルバドールという人物に譲り渡していたという。

これまでも、ペットとして飼ってきたハムスターをコンサート中にファンに譲り渡したり、空港で没収されたサルをそのまま放置したりと、養育していた動物に対する“無責任な飼い主”ぶりをたびたび責められてきたジャスティンだが、「またしても」と同メディアはトッドの引き取り手であるC.Jの話を伝えている。

C.J自身の証言によれば、最近の検査により、トッドには先天性の股関節形成異常があることが明らかになったという。このままでは、トッドは1歳になるまでに歩行不能になってしまうそうで、それを防ぐためには手術を受ける必要があるが、これには8千ドル(約93万円)がかかるという。

そのためC.Jは、トッドのためにクラウドファンディングサイト「GoFundMe」を通じ、寄付を募ることに。ジェイデン・スミスら多くの人物が協力してくれたことで、無事にこのキャンペーンは目標額に達することができたものの、ジャスティンからはなんの援助も得られなかったという。

C.J本人は、「ジャスティンがトッドの障害を自分に伝えなかったのは、何も知らなかったから。彼をどうこう言うつもりはない。もはやトッドに関する責任は自分にある」という考えを明らかにしている。しかしメディアの見方は厳しく、「彼にはペットの飼い主としての責任感が欠如している」という文章で記事を締めくくっている。