ジェームズ・コーデン、故ジョージ・マイケルとの「カープール・カラオケ」共演をふりかえり感謝[動画あり]

米トーク・バラエティ番組『レイト×2ショー WITH ジェームズ・コーデン』の司会者でありコメディアンのジェームズ・コーデンが、12月25日に死去したジョージ・マイケルへ感謝のメッセージを送った。

ジェームズが司会を務める『レイト×2ショー WITH ジェームズ・コーデン』には大人気コーナー「カープール・カラオケ」というものがある。このコーナーは世界のスターやセレブをゲストに迎えて、自動車を走らせながら車内でカラオケをするというもの。そしてこの原型となるものは、ジェームズがジョージ・マイケルとともに出演した映像だと話題になった。


そして1月3日、年末年始の休み明け1回目の『レイト×2ショー WITH ジェームズ・コーデン』でジェームズはジョージに対する感謝の気持ちを話した。

【動画】ジョージ・マイケルとの思い出を振り返るジェームズ・コーデン


ジェームズは「クリスマスの休日はロンドンに戻って、とてもいい時間を過ごしてたんだ。そしたらすごくに悲しいニュースが流れて、本当にショックを受けた。ジョージ・マイケルの死だ」と、ジョージの死をロンドンで知ったと話した。

そして「ある意味僕は、音楽を愛するというということはジョージ・マイケルを愛するということだと感じてるんだ。ジョージのファンの多くもそう思ってると思う。自分がつまづいた時、ジョージの音楽が手を差し伸べて『君はひとりじゃないよ』と言ってくれてるような気がしたんだ」と、ところどころ言葉を詰まらせながら続けた。

ジェームズは2011年の「レッド・ノーズ・デイ」というイギリスで開催される大きなチャリティーイベントの企画でジョージ・マイケルに共演のオファーをした時の事を振り返った。

「まず事務所とレーベルにオファーの電話をしたんだ。そしたら、一生忘れない、彼らは『ジョージ自身が直接話したいといっているから彼から君に電話するよ。でもジョージは今オーストラリアにいるから、彼が電話するとき君のいるロンドンは午前3時になるよ』って言ったんだ。ベッドの中でジョージ・マイケルからの電話を待つなんて、人生で一番変な時間だったよ」

2人は電話で1時間ほどビジネスの話をし、ジョージはイベントの企画にイエスと言って、企画が実現した。

ジェームズはこの企画でジョージと共演したことにより多大なるインスピレーションを受け、現在の「カープール・カラオケ」の形になったと話している。

後半、この企画で撮影された映像が流れた後、ジェームズは「僕たちはみんなジョージに感謝だよ。彼の永遠に続いていく音楽にね。個人的にこの番組でも、彼には大きな借りがある。ジョージ、すごく寂しくなるよ」とメッセージを送った。