マライア・キャリー、大みそかコンサートでの大失態は誰のせい…？ トラブルの責任をめぐり言い争い[動画]

歌手マライア・キャリーが大みそかに出演したコンサートで口パクが発覚するハプニングに見舞われてしまった。米Hollywood Reporterなどが伝えている。

約40年以上続く大みそか特番「New Year’s Rocking Eve(原題)」に出演したマライア。民謡「オールド・ラング・サイン」に続き、自身のヒット曲「Emotions」と「We Belong Together」を披露するはずだったが、「Emotions」の演奏が始まっても事前に収録されたボーカルトラックが流れない技術的トラブルが発生し、ステージ上で自身の曲を歌えないまま棒立ちになるという大失態を演じてしまった。

【動画】マライア・キャリー「Emotions」

Mariah Carey's performance last night was a disaster! pic.twitter.com/V2tYXhYCRj

— Shady Music Polls (@TheShadyPolls) 2017年1月1日

マライアは「トラックが聞こえないの」と観客に話し、代わりに観客に歌ってもらうなどして、その場をやり過ごした。「We Belong Together」ではボーカルトラックが再生されリップシンクを披露したが、まだ技術的トラブルがあるのか、終始歌いにくそうな素振りを見せていた。

【動画】マライア・キャリー「We Belong Together」

Even Milli Vanilli is embarrassed by Mariah Carey's debacle. pic.twitter.com/8179cHu7jA

— Jimmy Traina (@JimmyTraina) 2017年1月1日

歌手として長年のキャリアを積んできたマライアも経験したことがないトラブルにすっかりお手上げだったようだ。パフォーマンス後、マライアはツイッターに「こういうこともあるわ。みんな幸せで健康な新年を迎えてね!　来年はもっと見出しを飾れるかな(泣笑)」と投稿した。

Shit happens Have a happy and healthy new year everybody!Here's to making more headlines in 2017 pic.twitter.com/0Td8se57jr

— Mariah Carey (@MariahCarey) 2017年1月1日

マライア側はモニターの故障がトラブルの原因であると説明している。彼女の広報担当者ニコール・パーナによると、同番組でのパフォーマンスに気合いの入っていたマライアは同日15時にリハーサルを行ったが、その時点でモニターは故障していたという。マライア側の訴えにもかかわらず、モニターの故障は解決しないままマライアはパフォーマンスを強いられてしまったと、パーナは当時の状況について語った。

「製作側がマライアをハメた」と主張するマライア側に対し、同番組を製作するディック・クラーク・プロダクションズは、「弊社が故意にアーティストを貶めたと示唆することは弊社の名誉を損なうものであり、率直に言ってバカバカしい」と声明を発表している。

2016年の最後の最後に思わぬハプニングに見舞われてしまったマライア。自身が出演するリアリティ番組「Mariah’s World(原題)」が引き続き放送中であり、新恋人ブライアン・タナカとラブラブな生活を送る彼女の2017年はいかに。