エド・シーラン、ジャスティン・ビーバーに与えた「ラヴ・ユアセルフ」は“捨てた曲”だったと告白

歌手エド・シーラン(25)が、ジャスティン・ビーバー(22)との共作「ラヴ・ユアセルフ」は、もともと自身のアルバムに収録予定の楽曲だったことを告白した。

「ラヴ・ユアセルフ」は、エドやジャスティンらがクレジットに名を連ねる楽曲で、ジャスティンのアルバム「パーパス」に収録。シングルとしても大きくヒットし、米Billboardが発表した年間シングルランキングでも、見事トップに輝いている。

先週、最新シングル2曲を一挙に公開し、久々に復帰したエドは、最新アルバム「÷」を近くリリース予定だ。1月9日、ラジオ番組に出演した彼は、もともと「ラヴ・ユアセルフ」は、「÷」のために書いた楽曲であることを明かした。

しかしエドとしては、この曲がピンとこなかったため捨て置いたところ、「ジャスティンが拾って手を加え、あとはご存知の通り」大ヒットとなったのだという。エドはこれを「リリースすらされないというところから、去年最大のヒットになった」「2016年のBillboardでトップを取り、グラミーの楽曲賞にノミネートされるなんて」と、「ラヴ・ユアセルフ」のたどった数奇な運命を表現している。

【動画】昨年最大のヒットシングル! ジャスティン・ビーバー「ラヴ・ユアセルフ」


ちなみに昨年、エドはメジャー・レイザー名義の楽曲「コールド・ウォーター」でもジャスティンとコラボしているが、この曲も「存在すら忘れていた」というところから、発掘されてヒットにいたったものであるそう。「半分書いて放置していた」曲を聞いたディプロから、「あの曲はヤバいね。使わせてくれないか」とメールで打診を受けた際、エドは「何を言っているのかわからない」と返信すらしなかったのだとか。紆余曲折を経てリリースにいたり、チャートでトップを取ってから、エドはやっと「あぁ、あの曲ね!」と思い出したと明かした。

【動画】忘れられていた楽曲　「コールド・ウォーター feat. ジャスティン・ビーバー&ムー」メジャー・レイザー