「X-MEN」新TVシリーズが米FOXで制作へ！ 最新情報が続々と明らかに

米FOXは、映画「X-MEN」シリーズの世界を舞台にした新TVシリーズの制作を前向きに検討しているようだ。米Hollywood Reporterが伝えている。


今回、米FOXにて制作がほぼ決定したと伝えられたのは、「X-MEN」の世界が舞台の新TVシリーズだ。タイトル未定の同シリーズは、子どもたちがミュータントであることを知った両親を中心とし、政府から目の仇にされた一家がミュータントの地下組織に参加、生き延びるために戦いに挑んでいく様子を描く。

米FOXのゲイリー・ニューマンは、脚本が完成し次第、パイロット版の制作が進められるだろうと話しており、同シリーズは早くも高い注目を集めているようだ。

「バーン・ノーティス」のクリエイターとして知られ、「X-MEN」シリーズの筋金入りのファンであるマット・ニックスがショーランナー・制作総指揮を務めることになっており、ニックスは「TCAプレスツアー」の中で、同シリーズに関する新たな情報を続々と明かした。

まず、同シリーズは「X-MEN」のユニバース(世界)を舞台にしたものであるため、TVシリーズのストーリーはコミックや映画のストーリーと矛盾することなく、既存の“世界”にうまく組み込まれていくという。そのため、映画で起こった出来事はTVシリーズ版にも反映されることになるが、時間の進行に応じてTVシリーズ版の中で独自の展開を見せる可能性もありそうだ。

「X-MEN」にはウルヴァリンなど代表的なキャラクターが多く登場するが、TVシリーズ版では映画版でお馴染みのキャラクターに加え、新たなキャラクターも登場するという。また、TVシリーズ版は1話完結型ではなく、1つのストーリーを時間をかけて伝えていくというスタイルを採用し、シーズン1は全10～13話というコンパクトなものにする構想を練っている様子だ。

ニックスの手掛ける「X-MEN」の新TVシリーズの放送はまだまだ先になりそうだが、プロフェッサーXの息子を主人公にしたスピンオフ作品「レギオン」が米FXで2月8日より全米で放送スタート。「レギオン」は日本でもFOXチャンネルで2月9日より放送が決まっており、本作も「X-MEN」ファンには見逃せない作品となっている。