放送終了が発表された「ガール・ミーツ・ワールド」に放送継続の可能性

先日放送終了すると発表された「ガール・ミーツ・ワールド」が、他局または動画ストリーミングサービスで継続放送される可能性がでてきたと報じられている。

米ディズニーチャンネルで2014年6月から放送されている「ガール・ミーツ・ワールド」は、米ABC局で1993年から2000年まで放送された人気コメディ「ボーイ・ミーツ・ワールド」の続編作。大人へと成長した主要キャラクターたちのその後の生活を描き好評だったが、現地時間1月4日、同作ライターズルームのツイッターアカウントが番組が終了することを発表。ディズニーチャンネルも番組が終わること明かし、ファンを落胆させた。

その後、ファンの間で「3つの紙飛行機を作り、1つをHulu、1つをNetflix宛にし、『ガール・ミーツ・ワールド』の制作/配信権を取得して下さいと書いて封筒に入れて送ろう。最後の1つはディズニーチャンネル宛にして、『ガール・ミーツ・ワールド』の制作/配信権が欲しいという申し出を受けたら、譲ってあげてくださいと書いて送ろう」という、番組継続をかけた紙飛行機活動が開始された。

そんな中、米tvline.comは12日に、番組のクリエーター、マイケル・ジェイコブスに「ガール・ミーツ・ワールド」が本当に終わってしまうのか、他局や動画ストリーミングサービスで継続放送される可能性はないのかと質問。

これに対してマイケルは、「現在進行中の話だからね。それも話し合いは始まったばかり」だと前置きした上で、「番組が終了することに対する視聴者の反応を受けて、どこかで継続できたらって動き出したんだよ。ショービジネスでは、制作者たちが自分たちのために作るドラマっていうのは長続きしないんだ。でも、”視聴者のために作っているんだ”って制作者たちが本気言える作品は継続できるのさ」と熱い口調で答えた。

マイケルは紙飛行機活動のことを、「ファンたちが自発的に始めた素晴らしいこと」だともコメントしている。

ちなみに、tvline.comによると1月20日にディズニーチャンネルで放送される「ガール・ミーツ・ワールド」の最終話は昨年の7月に撮影されたものであり、作品終了はかなり前から確定していたようだ。

最終話には「ボーイ・ミーツ・ワールド」でライリーの伯母モーガン・マシュー役を演じていたリリー・ニックセイとリンゼー・リッジウェイら、豪華キャストが登場して華を飾ることが伝えられている。