レイチェル・プラッテン、トランプ大統領の就任舞踏会で「ファイト・ソング」を勝手に流され抗議！ 「楽曲使用を許可していない」

人気歌手のレイチェル・プラッテンが、ドナルド・トランプ新大統領の就任舞踏会で、自身の楽曲「ファイト・ソング」が流され、抗議の声を挙げていると、米ABC Newsほか複数のメディアが報じている。

現地時間20日、ドナルド・トランプが新大統領に就任。それを祝う舞踏会が行われた。その際、人気クリエイター集団「ピアノ・ガイズ」が、レイチェルの大ヒット曲「ファイト・ソング」を演奏。これに対しレイチェルは、「許可していない」とツイッター上で反応した。

【就任舞踏会でのピアノ・ガイズの演奏】

The Piano Guys play "Fight Song" at Trump #InauguralBall, Clinton campaign's signature song https://t.co/fL7kR3tVxj https://t.co/KcdEwBxbSO

— CNN (@CNN) 2017年1月21日

【レイチェルの反応】
「大統領府と、権力の平和的移譲を尊重する一方で、明らかにしたいことがあります。ピアノ・ガイズは、(楽曲使用の)許可を求めてきませんでした。また、私や自分のチームが、このことについて知らされておらず、彼らが今夜『ファイト・ソング』を演奏するという決断を許可したり、支持したなどということはありません」

While I respect the office of the President and the peaceful transfer of power, I want to make clear that at at no point did the Piano Guys

— Rachel Platten (@RachelPlatten) 2017年1月21日

ask for permission, nor did I or anyone on my team know of, approve or endorse their decision to play Fight Song tonight.

— Rachel Platten (@RachelPlatten) 2017年1月21日

レイチェルの声を受け、ピアノ・ガイズはツイッターで声明を発表。「ファイト・ソング」を演奏したものの、「政治とは全く関係のないこと」だと述べている。

「『ファイト・ソング』と『アメイジング・グレイス』をマッシュアップした今夜のパフォーマンスは、ヒラリー・クリントンや政治とは無関係です」

「我々は、自分たちが以前発表した『ファイト・ソング/アメイジング・グレイス』を演奏すると決めたまでです。レイチェルから承認は得ていません。我々はレイチェルと彼女の楽曲が大好きです」

Our performance tonight, which combined "Fight Song" and "Amazing Grace" had nothing to do with Hillary Clinton or politics....

— ThePianoGuys (@PianoGuys) 2017年1月21日

We chose to perform our version of "Fight Song/Amazing Grace" - it was not endorsed by Rachel Platten. We love Rachel and we love her song.

— ThePianoGuys (@PianoGuys) 2017年1月21日

ちなみにレイチェルの「ファイト・ソング」は、大統領選中、民主党候補ヒラリー・クリントンの支援ソングとして使用されていた。