M・ナイト・シャマラン監督、映画「アンブレイカブル」続編を企画中

インド系アメリカ人のM・ナイト・シャマラン(46)監督の次回作は、2000年に公開された映画「アンブレイカブル」の続編になりそうだ。

シャマランは世界中で大ヒットし、過去10年あまりで自身初となるトップヒットを記録した最新作「スプリット」で久しぶりに波に乗っている。

解離性同一性障害の男性を演じるジェームズ・マカヴォイがパワフルな演技をみせている同作をすでに観たファンらは、ほんの一瞬だけ「アンブレイカブル」のカメオ出演があることに気づくだろう。


ここへ来て、シャマランはブルース・ウィリスとサミュエル・L・ジャクソンが主演した「アンブレイカブル」の本格的な続編について少しだけ明かした。

「本気で『アンブレイカブル』の最終作を作るつもりで、次の作品がそれになるはずだ」とシャマランはエンターテインメント情報サイト「UPROXX」で打ち明けた。「この2つの映画を足したような最終作なんだ」

キャラクター全員がオリジナルで、スーパーヒーローの誕生を描く「アンブレイカブル」では、乗客乗員が死亡した列車事故で唯一生き残ったデヴィッド・ダンをウィリスが演じている。ジャクソン扮するイライジャ・プライスはダンの話に興味を持ち、やがて2人はダンの能力に気づいていく。

同作は約2億5,000万ドル(約284億円)の世界興収をあげたが、公開時には批評家の賛否が分かれた。しかし1月18日に公開されて以来、すでに4,500万ドルの興収をあげた「スプリット」の大ヒットで、クロスオーバー作品が近く実現することになった。

「ああ、まだブルースやみんなとは親しいよ」とシャマラン。「それに当たり前だけど、ジェームズとも親しいし、サム(ジャクソン)とも連絡を取り合っているんだ。近いうちに現実になればと思っているよ」

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