「ラ・ラ・ランド」あのオーディションシーンを人気司会者ジェームズ・コーデンがパロディ！ アカデミー賞の大失態を歌で振り返る[動画あり]

「カープール・カラオケ」などで知られる人気司会者のジェームズ・コーデンが、映画「ラ・ラ・ランド」のパロディ動画を公開。その中で、先日開催された第89回アカデミー賞授賞式の大失態について歌っている。

コーデンは、エマ・ストーン演じる主人公ミアとして登場。オーディションでミアは、自身の物語を披露してほしいと言われる。「何でもいい」と言われたコーデンは、作品賞受賞作のタイトルを間違えて発表するという、大失態をやらかした今年のオスカーについて語り始めるー。


【動画】ジェームズ・コーデン、「アカデミー賞の歌」で「ラ・ラ・ランド」をパロディ


「私の映画は、かつて作品賞受賞作品だったの。あれはオスカーの日の出来事だった。フェイ・ダナウェイは『ラ・ラ・ランド』が獲ったと言ったわ。チーム全員がステージ上で飛び跳ねていたのを覚えている。周りが見えずにひたすら飛び跳ねていた。プライス・ウォーターハウス・クーパース(PwC)の会計士が割り込んできて、『ムーンライト』が受賞作品だって言うまでの間、受賞スピーチをしたわ」

その後コーデンは、音楽に合わせて歌い始める

「それから私たちは、正気を失ったわ。あれは取り違えだったの?それとも陰謀?初めから考えられていた演出だったの?または、ウォーレン・ベイティの目が見えなかっただけ?どうか乾杯を 負け人に。大量のお酒が必要ね。どうか乾杯を 願い人に。誰があの封筒を取り違えたのかしら?『ムーンライト』にスピーチを促していたわね。特に映画内で描かれていたビーチでの出来事について。この結果にどうも納得がいかないわ。昔のオスカーは白人だらけだったのに」

「泣くのを堪えていたプロデューサーやクリッシー・テイゲンの夫(ジョン・ㇾジェンド)に、ライアンを祝して乾杯。そして、ショックを受けた私の心に乾杯。あのロック様よりも驚いてしまったわ。不幸な人々に乾杯。あの荒らし人の歌のような幸せはないわ」

「何が起きたのか、私にはわからないの。笑ってやり過ごしたけれど、また同じことは繰り返したくないわ」