映画「美女と野獣」実写版&オリジナル版の20の違いを徹底比較！ アニメでは描かれなかったストーリーとは？

来る4月21日に公開される実写版「美女と野獣」。キャストやスタッフたちがプロモーションで各国を訪れるツアーも開始され、世界中が注目している今作だが、1991年に公開(日本では1992年)されたオリジナル版とは何が違うのだろうか?ELLE.comが実写版「美女と野獣」とオリジナル版を徹底比較。20の違いを発表している。



※本記事には実写版「美女と野獣」に関するネタバレがあります。

1.実写版の上映時間の方が断然長い。
※オリジナル版が1時間24分なのに対し、実写版は2時間9分。

2.実写版には新曲が沢山登場する。

3.野獣になる前の王子の姿が見られる。
※オリジナル版では、野獣になる前の王子はステンドグラスや壁画でしか出てこない。

4.オリジナル版にある羊たちに本を読むというシーンは、残念ながら実写版にはない。

5.モーリス(ベルの父)は、オリジナル版だと発明家だが、実写版ではアーティスト(画家)である。

6.実写版のガストンは、「最近戦争から帰ったおカタいキャプテン」という背景を持っている。

7.ガストンはオリジナル版で、ベルとのサプライズ結婚式を用意したが、今回はない。

8.新キャラ「カデンツァ」が登場。
※野獣のお城に住むミュージシャンで、呪いでグランド・ピアノにされてしまう。

9.王子(野獣)の年齢は明かされない。
※オリジナル版では、王子は21歳まで魔法がかけられている設定。

10.実写版では、王子や城の使用人に魔法をかける魔女がとても重要な役を担っている。

11.実写版のベルはただの本好きな少女なだけでなく、機械をいじったり、効率よく洗濯することもできる。
※ベル役のエマ・ワトソンは実写版ベルについて「フェミニズムが投影されている」と語っている。

12.実写版では、ベルの母親のストーリーが語られる。

13.実写版ではベルと野獣、2人ともシェイクスピアを愛している。

14.王子(野獣)がなぜ冷酷になってしまったのか、実写版で理由が語られる。

15.実写版では、願った場所へどこでも行ける、新しい「魔法の道具」が出てくる。

16.実写版では、王子や使用人が呪いにかけられたせいで姿が変わった事を、ベルが自分で気づく。

17.黄色いドレスでの舞踏会シーンでベルは、オリジナル版ではつけていなかったアクセサリーをつけている。
※一方、オリジナル版でつけていた黄色のロング・グローヴは実写版ではつけていない。

18.実写版で、ベルの「愛してるわ」という言葉は、時間に間に合わない。

19.実写版で、バラの花びらが落ちるごとに、城が揺れ、少しずつ崩壊していく。

20.実写版で、ガストンの手下、ルフウはゲイである。
※ビル・コンドン監督は「ルフウはガストンに憧れ、いつかキスしたいと思っている」と語っている。

いかがだったであろうか。実写版「美女と野獣」は、オリジナル版に忠実に再現されているというが、もちろん新しい設定やキャラも登場する。これら2つの映画の違いを早く映画館で確かめたいところだ。

■作品情報

タイトル:「美女と野獣」

あらすじ:ひとりの美しい王子が、呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまう。魔女が残した一輪のバラの花びらがすべて散る前に、誰かを心から愛し、愛されることができなければ、永遠に人間には戻れない。呪われた城の中で、希望を失いかけていた野獣と城の住人たちの孤独な日々に変化をもたらしたのは、美しい村の娘ベル。“人と違う”ことを受け入れ、かけがえのない自分を信じるベルと、“人と違う”外見に縛られ、本当の自分の価値を見出せずにいる野獣──その出会いは、はたして奇跡を生むのだろうか…?

監督:ビル・コンドン

出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンスほか

公開日:4月21日(金)全国公開

【動画】「美女と野獣」予告編