ライアン・ゴズリングのニセモノが堂々と受賞スピーチ！？ ニコール・キッドマンら観客席のセレブが唖然！ これは一体何・・？[動画あり]

ドイツのメディア賞「ゴールデン・カメラ(Golden Kamera)」賞の授賞式が3月4日に開催。受賞スピーチにライアン・ゴズリングのソックリさんが登場し、ハリウッドスターらが困惑する様子が放送された。米Hollywood Reporter誌ほか複数のメディアが報じた。

「ゴールデン・カメラ」は1966年より続く、映画やTV、音楽界で活躍した人物に贈られる賞。ライアンが主演する「La La Land」がベスト・インターナショナル・フィルム賞を受賞したということで、授賞式のホストがライアンをステージに呼び込む。しかし、実際に登場したのは、ライアンに似ても似つかないソックリさん。授賞式に出席していたコリン・ファレル、ニコール・キッドマン、ジェーン・フォンダらが唖然とした表情を浮かべる事態となった。

【動画】壮大なドッキリでライアン・ゴズリングのソックリさんが受賞スピーチ


ステージに登場したソックリさんは、“Joko und Klaas”に謝辞を述べる。“Joko und Klaas”は、ドイツの有名コメディアンJoko WinterscheidtとKlaas Heufer-Umlauf。ライアンのソックリさんが登場したのは、この2人のドッキリ企画だったというのだ。

Hollywood Reporter誌によると、2人は自身のTV番組「Circus Halligalli」のためにドッキリを企画。1月初旬、フェイクのブッキング・エージェンシー「Conrad, Hertz & Gravemann」を立ち上げ、「ゴールデン・カメラ」賞の主催者に「ライアン・ゴズリングが撮影のためにハンブルグに滞在予定で、授賞式に参加したがっている」と連絡を入れたという。

「上手くいくとは思っていなかった」と振り返る2人だったが、ライアンをどうしても授賞式に出席させたかった主催者側は、コメディアンらのあらゆる要求を受け入れた。その要求は、ライアンにレッドカーペット上を歩かせないこと、授賞式のホストと事前に顔合わせさせないこと、常にプライベート・セキュリティーらに囲ませること、放送前にライアンが出席することを公表しないことなど。

コメディアンの企みにまんまと引っかかってしまった「ゴールデン・カメラ」賞。地元紙は今回の出来事を「#GoslindGate」(ゴズリングゲート)と銘打って報じているそうだ。