セレーナ・ゴメス、有名人としての苦悩を語る 「私のことなんて忘れて欲しい」

セレーナ・ゴメスが Vogue誌のインタビューにて、リハビリを受けていた時期について語った。この経験はセレーナの人生観を180度変え、今では有名人でいることや恋愛に関して大きく考え方が変わったと明かした。

現在、有名人でいることに対しての心酔は全くなく、むしろ世間の人々に早く忘れ去られ、プライベートを取り戻し安心したいと語るセレーナ。

「仕事は大好きだし、もちろん自分がどれだけ恵まれているかもわかってる。でも...どう言えば変な風に聞こえないで済むかしら? 私はもうただただ、人々が私のことを忘れてくれる日を待ち望んでいるの」

また、世間からの注目を浴びることは容易ではなかったと、インスタグラムに依存していた過去を振り返った。

セレーナのインスタグラムには現在1億1300万人以上のフォロワーがおり、これはインスタグラム史上最多。そのことに感謝しつつも、大きなプレッシャーを抱えていたという。

「インスタグラムで最も多いフォロワー数を獲得してから、ちょっと心がおかしくなったの。いつもインスタグラムのことが頭から離れなくなって、朝起きてから夜寝るまでの間ずっとインスタグラムのことばかり気になっていたわ。すっかり中毒になってしまったのよ。なんていうか、本当は見たくないものなのに見てしまうような感覚。気にしたくないことが頭の中をグルグル回るようになって。結局最後はインスタグラムを見るんだけど、いつも最悪な気分になっていたわ」

それ以来、インスタグラムのアプリを入れるのはやめ、今はもうセレーナ本人はアカウントやパスワードさえ分からない状態に変えたのだという。

セレーナのインスタグラムは、現在アシスタントが代わりにアップデートしているという。

Selena Gomezさん(@selenagomez)がシェアした投稿 - 2017 3月 17 10:21午前 PDT

MTV News