人気女優リリー・コリンズ、自伝を発表 「そばにいてくれなかった父親を許す」

英出身人気女優リリー・コリンズがCBSの番組「The Talk」に出演し、両親の存在が自身の恋愛観に影響していると明かした。

リリー・コリンズが、大物歌手 フィル・コリンズの歌手ということを受け、司会者は「有名な親がいると、デートする相手は彼らの意見によって決められてしまうの?」と質問した。

これに対して「わたしってミステリアスな人に惹かれるのよね。人からどう見られるかを気にせずに、自分の気持ちを外にさらけ出せる人も好きなんだけど、少しミステリアスでつかみどころのない人が好き」と明かした。

「わたしのママは、すごく自尊心が強くて、強い意志を持っている女性よ。彼女はわたしに、どのように自分を観るか、女性の活躍の大切さ、そして自立しながらも人に頼っていいのだと教えてくれたから、どっちともいえるわね」と応えた。

そんなリリーは最近公開した自著「Unfiltered: No Shame, No Regrets, Just Me」の中で、父フィルとの関係について話しており、必要な時にそばにいてくれなかったことを今では許しているとも明かしていた。

リリーは、「わたしが(パパを)必要としている時に いつもそばにいてくれなかったことも、わたしの理想の父親でいてくれなかったことも許してあげるわ。お父さんが犯した過ちもね。もう遅すぎるようにみえるかもしれないけど、前に進むには充分な時間があるもの」と綴った。

10代の頃には摂食障害も患っていたと同書で明かしたリリー・コリンズは、今回 摂食障害と闘う女性を描いた作品「To the Bone」に出演するにあたり、過去と向き合ったという。これからも勇気ある彼女の活躍に期待したい。