セレーナ・ゴメス、いじめを受けた過去を振り返る 「ディズニー・チャンネルは巨大な高校」

人気歌手・女優セレーナ・ゴメスが、ディズニー・チャンネル時代にいじめを受けていたことを明かした。

ディズニー・チャンネルの人気番組「ウェイバリー通りのウィザードたち」でブレイクしたセレーナ・ゴメス。歌手・女優業に加え、近頃はプロデューサー業にも精を出しており、ヤングアダルト小説「13の理由」を原作としたNetflixの新作ドラマ「13 Reasons Why(原題)」のプロデューサーを務めている。同シリーズは、高校生ハンナの自殺の真相に迫るというストーリーで、いじめや裏切りなど、多くの若者たちが抱える問題に向き合った作品となっている。


母親マンディさんと共に米New York Timesとのインタビューに応じた彼女は、ディズニー・チャンネル時代にいじめを受けていたことを振り返り、その経験があったからこそ、同作の指揮を自ら執りたいと思ったと明かした。

「彼(原作の著者ジェイ・アッシャー)は、いじめられることがどんなことかってことを私自身よく理解していることをわかっていたと思うの。私は世界で一番大きな高校に通っていたわ。その高校はディズニー・チャンネルよ。そして、私の母もいじめに遭っていた。私は母からその話を聞いて育ったの。母は私に何でも話してくれたわ」

マンディさんもセレーナに続き、自身がいじめを受けていた過去を振り返った。

「子どもの頃、私はいつもいじめられていた。私はよそ者だったのよ。紫色の髪にミリタリーブーツを履いていた変な女の子だったから。それから、10代で母親になった。周りは私のことを評価してくるの。カウンセラーの人からは、自分の人生を無駄にしたと言われたし、セレーナや父親の人生も無駄にしたと言われたわ。父親が同席していたにもかかわらずよ」

辛い経験をしたセレーナだが、同じ経験をしたマンディさんの存在がセレーナの支えになったことだろう。セレーナが悩みを抱える若者のために作った「13 Reasons Why」は、Netflixにて3月31日より配信予定。